AMDがOEM向けのRyzen 9 3900などを投入――12コア24スレッドでTDP 65W

» 2019年10月09日 20時15分 公開
[ITmedia]

 AMDが10月9日、OEMおよびSIパートナー向けに第3世代Ryzenの追加モデルを発表した。いずれも7nmの製造プロセスでZen 2アーキテクチャがベースとなっている。

 詳細は下記の表にまとめたが、Ryzen 9 3900は先日発表した12コア24スレッドのRyzen 9 PRO 3900と同等のスペックとすることで、TDP(Thermal Design Power、熱設計消費電力)をRyzen 9 3900Xの105Wから65Wに引き下げている。

 一方の中国向けRyzen 5 3500Xは、6コア6スレッドの構成を除けば、Ryzen 5 3600と同等のようだ。

新たに追加されたRyzen 9 3900とRyzen 5 3500X、従来モデルとの比較
モデル コア スレッド TDP ブーストクロック ベースクロック L2+L3キャッシュ
Ryzen 9 3900X 12 24 105W 4.6GHz 3.8GHz 70MB(6MB+64MB)
Ryzen 9 PRO 3900 12 24 65W 4.3GHz 3.1GHz 70MB(6MB+64MB)
Ryzen 9 3900 12 24 65W 4.3GHz 3.1GHz 70MB(6MB+64MB)
Ryzen 5 3600 6 12 65W 4.2GHz 3.6GHz 35MB(3MB+32MB)
Ryzen 5 3500X 6 6 65W 4.1GHz 3.6GHz 35MB(3MB+32MB)
チップレット構造を採用した第3世代Ryzen

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