エントリーCPUの登場と時を同じくして、ウルトラハイエンドクラスの影も見られるようになっている。
先週話題になっていたのは、ASUSTeKの創立30周年を記念した限定マザーボード「Prime X299 Edition 30」だ。26日から予約を受けつけており、11月1日から販売する。価格は7万9000円前後となる。3基のM.2(PCIex4 3.0)スロットを備え、11月に登場が予定されている次世代Core-Xシリーズ(Core i9-10000シリーズ)にも標準で対応するのがポイントだ。
パソコン工房 秋葉原BUYMORE店は「48レーンが使えるCore-Xを載せれば、M.2 NVMe SSDが3個同時に使える作りで、なかなか強力です」と評価していた。
一方で、新型Core-Xについては、まだ様子見感の強いコメントが多い印象だ。あるショップは「Core i9-9000シリーズに比べるとかなり割安で登場するみたいですが、このラインもRyzen Threadripperの注目度の方が優位になっていますからね。元々、分かる人が黙々と買っていく領域なので、今のところはとても静かです」と話していた。
Ryzen Threadripperも、次世代モデルの11月登場がうわさされている。現行の第2世代は値下がりが顕著で、買い控えの傾向もあまり起きていないようだ。TSUKUMO eX.は「週末なら24コア48スレッドの2970WXが9万4000円を切りますからね。いろいろ計算しても相当お買い得だと思います」とプッシュしていた。
DDR4メモリのバリエーションも増えている。
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