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» 2019年12月18日 12時00分 公開

山口真弘のスマートスピーカー暮らし:買い替える価値はある? 「Google Nest Mini」を使い込んで分かったこと (1/3)

スマートスピーカーやその関連デバイスについて、試行錯誤を繰り返しつつ、機能をバリバリ使えるようになる(予定)までの過程を、時系列でお届けする本連載。今回は「Google Home Mini」の第2世代モデルにあたる新製品「Google Nest Mini」を紹介する。

[山口真弘,ITmedia]

 Googleから新しく発売された「Google Nest Mini」は、これまでの「Google Home Mini」のニューモデルに相当する、小型スマートスピーカーだ。

Google Nest Mini 「Google Nest Mini」。色は写真のChalkに加え、Sky、Coral、Charcoalと4色をそろえる

 Nestブランドへと一新されたこの製品、外観が従来モデルにうり二つであるため、単なるマイナーチェンジに思われがちだが、筆者に言わせると、従来モデルから買い替えるだけの価値が十分にあるモデルだ。2週間ほど使い込だので、従来モデルとの違いを中心に紹介する。

Google Nest Mini Google Home Miniの新モデルに相当し、パッケージにも「第2世代」と記されている
Google Nest Mini 付属品一覧。ACアダプターのコネクタはMicro USBから独自形状に変更になっているが、中身の顔ぶれ自体は従来と同じだ
Google Nest Mini CDとのサイズ比較。直径は10cmある

外観は同一だが壁掛け対応など変更点は多数

 球体を押しつぶして平たくしたような外観は、従来のGoogle Home Miniと全く同じ。今回購入したカラー(Chalk)については、色は同じながら粗い布の目が若干異なるのだが、並べなければ違いは分からない。

 もっとも、細部ではいくつも変更点がある。1つは電源コネクターが、これまでのMicro USBから独自形状に変わったことだ。これまではMicro USBであることを生かして、別のUSB電源アダプターから給電したり、USB延長ケーブルを使ったりなどのカスタマイズが可能だったが、本製品では不可能になった。

 ちなみに競合に当たるAmazonの「Echo Dot」も、最新モデルで同様にMicro USBから独自コネクターへの変更が図られている。いずれも消費電力が増したのが理由のようだが(従来モデルは9W、本製品は15W)、USBならではの汎用(はんよう)性が失われてしまったのは少々残念だ。ちなみに、本体サイズと比べてびっくりするほど長い電源ケーブル(1.5m)はそのままである。

Google Nest Mini 左が本製品、右が従来モデルのGoogle Home Mini。ほぼそっくりで見分けがつかない
Google Nest Mini ボディーの裏面。コネクター形状の変更、壁掛け穴の追加に加えて、底面が側面と1つのパーツになったことで、色も変更になっている
Google Nest Mini コネクターはmicroBではなく独自形状に変更されている
Google Nest Mini コネクター形状の変更により、ACアダプターは専用品になった。ちなみに消費電力も上がっている

 もう1つ、大きな違いとしては、壁掛けが可能になったことが挙げられる。本体の底面にフックを引っ掛けるための穴が設けられており、これを使って壁面に設置できる。これまでサードパーティーからも別売の壁掛けキットが販売されていたほどで、ニーズとしてはそこそこありそうだ。

 またこれと関連し、壁面への取り付けで本体の向きが天地逆になっても、左右ボタンの役割やLEDの向きをスマートフォンアプリから180度反転させられる。

Google Nest Mini 壁掛け穴の径は実測で約10mmある。「なべ小ネジ #8(底部と上部が平らで、縁が丸いもの)」が適しているとされる
Google Nest Mini 壁掛けによって天地が逆転した場合も、デバイス設定の「デバイスコントロールの反転」をオンにすれば、ボタンやLEDの左右も切り替わる

セットアップ内容は一般的。新たに女性と男性の声を選択可能に

 セットアップは従来と同じく、スマホアプリから行う。Voice Matchなどの設定があるぶん、AmazonのEchoシリーズよりも画面数は多いが、同時に発売されたディスプレイ搭載型の「Nest Hub Max」のように、設定完了かと思ったらまだ続きがあってくじけそうになる複雑さはない。

 セットアップが完了すると、アプリのホーム画面に本製品が追加される。以下、主要な画面をスクリーンショットで紹介しよう。

Google Nest MiniGoogle Nest Mini アプリを起動すると本製品の検出が実行され、見つかればこのように表示される(画面=左)。タップして先に進む。家を選択した後、製品がきちんと認識できているか音を鳴らして確認する。続いて本製品を使う部屋を指定する(画面=右)
Google Nest MiniGoogle Nest Mini ネットワーク、Googleアシスタントの設定を行った後、アシスタントの音声を1(女性声)もしくは2(男性声)から選択する(画面=左)。音楽サービス、動画サービスを選んだ後に、Google Duoによる音声通話を行うかを選択する(画面=右)
Google Nest MiniGoogle Nest Mini 使い方が紹介される(画面=左)。あと一息だ。セットアップ完了。アプリホーム画面の一覧にNest Miniが表示される(画面=右)。デバイス名や部屋の名前など、使いにくい箇所があれば適宜変更しておこう

 生まれ変わった新モデルの使い勝手はどうなのだろうか。

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