コラム
» 2019年12月29日 17時00分 公開

仕事を支えてくれた2019年のマイベストガジェット6選 (1/4)

筆者の仕事は、いつでもどこでも仕事ができることが強み。それにガジェットを追加することで、もっと仕事の効率が向上する。この記事では、2019年に買ったベストガジェットを6つ紹介する。

[渡辺まりか,ITmedia]

 振り返ってみると、2019年は完全フリーランスになって3年が経過した年であり、「仕事を快適に、効率良く」こなせるガジェット類を買い足しまくった年でもあった。

 それらの半分は(リターンが届くか分からないという意味で)ばくち的なクラウドファンディングで手に入れたモノで、もう半分はどこででも手に入れられるモノ。「買って良かった」「大当たりだよ!」「思っていたのと違う……」と、その感想はさまざまだ。

 皆さんの買い物の参考にしていただければと思い、紹介していきたい。

いつも持ち歩ける軽くて丈夫なモバイルノート「LAVIE Pro Mobile」

 2017年の暮れに「Surface Book」を購入し、家でも外でも作業はそれ1つでまかなっていた。Surface BookはタブレットPCとしても使えるため、手書き作業が必要なときも端末を持ち帰る必要がないというパーフェクトなPCだ。

しかし、とにかく重い。給電する際にACアダプターが必要になる、というのも携帯する際のネックになっていた。イベント会場やインタビューで2〜3時間使った後、出先で作業するにはバッテリーの持ちが心もとなく、コンセントを探す旅に出ることで時間を無駄にしていたからだ。

 そう思っていた所で出会ったのが、NECパーソナルコンピュータ(NECPC)の軽量モバイルノートPC「LAVIE Pro Mobile」だ。

 約837gという軽さのおかげで、バックパックにいつも入れていても気にならないし、元々モバイル用に作られていることもあり頑丈なので、多少雑に扱っても壊れないだろうという安心感もある。

LAVIE Pro Mobile 筆者の買ったLAVIE Pro Mobile。軽いので、バックパックを使う日はいつも持ち歩く

 何より、USB Power Delivery(USB PD)で給電できるのがありがたい。ACアダプターを追加で持ち歩く必要はないし、モバイルバッテリーも合わせて用意すればコンセントを探さなくても良い。Cheero(チーロ)からコンパクトでスタイリッシュなUSB PD対応モバイルバッテリーが発売されたおかげで、電源面での不安もなくLAVIE Pro Mobileを使えるようになった。

 ただ、残念なことが1つある。それは、購入してから1カ月後(奇しくもわたしの誕生日だった)に「PC-8001」の40周年記念モデルが発売されたことだ。

出先での仕事が3倍速くなる!? 「Prometheus Monitor」

 2019年に購入して「良かったもの」はいくつかあるが、その中から「ベストはどれかと?」と尋ねられたら、間違いなくモバイルディスプレイ「Prometheus Monitor(プロメテウス モニター)」を挙げるだろう。

 これはMakuakeのプロジェクトで出品されていた15.6型フルHD(1920×1080ピクセル)の10点マルチタッチタイプのモバイルディスプレイで、発売元は「UNIQ(ユニーク)」という会社。UNIQが手掛ける製品には名前通り“ユニーク”なものが多く、過去にもTargus製のバックパック「Work & Play Fitness Backpack」、スマホ/タブレット用フレキシブルアーム「ファンタスティックアームトランスフォーマーRED」などを購入し、愛用している。

 モバイルディスプレイは以前から欲しいと思っており、Indiegogoで「Vinpok Split」というアイテムに出資していた。しかし、支払ってから1年以上経っても届きそうになかったため、「UNIQとMakuakeの組み合わせなら大丈夫だろう」とPrometheus Monitorに出資してみた次第だ。

Prometheus Monitor Prometheus Monitor

 バッテリー内蔵タイプのモバイルディスプレイもあるが、Prometheus Monitorは外部からの給電が必要なタイプだ。映像出力(DisplayPort Alternate Mode)に対応するPCなら、USB 3.1 Type-Cケーブル1本で映像信号と電力供給を賄える。

 ただし、筆者が愛用するLAVIE Pro MobileのUSB Type-C端子は映像出力に対応していないので、ケーブル1本で接続とは行かない。もっとも、Prometheus MonitorはminiHDMIによる映像入力も可能なので、HDMIケーブルで映像を伝送すれば問題ない。電源はUSB Type-CケーブルまたはUSB Type-Aケーブルを介して供給すればいい。

PC側ディスプレイ側 LAVIE Pro Mobile側のHDMIとUSB Type-Aポートに接続したケーブルを(写真=左)、Prometheus MonitorのminiHDMIとUSB Type-Cポートにつなげれば、タッチ操作できるようになる

 Prometheus Monitorは狭額縁デザインで、サイズは356(幅)×212(高さ)×9.7(奥行き)mmと画面サイズの割にコンパクトだ。2017年モデルまでの13インチMacBook Airと、さほどサイズは変わらない。本体は約600gで、カーボン製のカバー兼スタンドと合わせても約1kgに収まる。

 これをLAVIE Pro Mobileと一緒に持ち歩くとなると「Surface Bookから軽いPCに替えた意味がないのではないか?」と思われるかもしれないが、広い作業領域を得られるのに2kg未満の重量で済む、というところがポイントなのだ。Surface Bookは単体で1.5kg超なのがつらい。

 サブディスプレイをお使いの人なら分かってもらえると思うが、資料を広げながら入力できる環境は、実に仕事がはかどる。それが外出先でも実現できるのだ。PCから出力しているので、コピペもできるし、編集した画像の貼り付けなども手軽に行える。

 資料を表示したスマホをテーブルに置いて確認していた頃と比べれば、格段に作業効率がアップした。

デュアルディスプレイ環境 Prometheus Monitorに画像や資料となるWebサイト表示させておき、それを確認しながらPC側のディスプレイで執筆といったことができるため、仕事効率が格段にアップした

 LAVIE Pro Mobileは(購入時に初期費用をケチったため)タッチパネルを非搭載としたが、HDMIケーブルとUSBケーブルで接続すればPrometheus Monitor側はタッチ操作できるようになる。PDFを表示して手書きで赤入れ(原稿の修正処理)をしたり、ちょっとしたイラストを指で描いたり、ということが簡単にできるようになり、これも作業スピードアップにつながった。

 もっとも「3倍」は言い過ぎで、1.5倍ほどのスピードアップなのだが……。

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