第2世代「Wacom MobileStudio Pro 16」をrefeia先生が徹底チェック!(1/5 ページ)

» 2020年01月17日 06時01分 公開
[refeia,ITmedia]

 こんにちは! refeiaです。

 今回は、2019年10月に発売された、ワコム「MobileStudio Pro 16」の2019年モデル(ワコムストア価格41万8000円、以下税込み)をチェックしていきます。

第2世代「MobileStudio Pro 16」ですよ!

 MobileStudio Pro 16といえば2016年、8192段階の筆圧検知に対応した「プロペン2」と共に発表され、極めて高精細な4Kディスプレイや、3Dスキャンカメラ、USB Type-Cポートのみの入出力で、かなり話題になった機種で、自分としても強く印象に残っています。

 一方、リリース初期から中期には動作の不安定さが指摘され、中期以降には液晶の部分変色や、ディスプレイのカバーガラスが本体からはがれてくる「画面浮き」などの問題が発生し、高級機としては少々信頼性に課題があるという評価になってしまっていました。また、2016年の発売から最近までモデルの更新がなされなかったため、上位モデルでも2コアのCPUで、今となっては性能で見劣りする状態が続いていました。

 そこへ登場した最新モデルです。どのような進化を遂げたのでしょうか。高価な機材として、長い間仕事を任せられる能力と、長期間相棒として頼れる信頼性を得たのでしょうか。チェックしていきたいと思います。

MobileStudio Pro 16 ワコムの第2世代「MobileStudio Pro 16」

従来とほとんど同じだけど、製品コンセプトは意外と変わった

 さて、ひとまず見た目では、先代との違いに気づくのは難しいです。15.6型で4Kの液晶タブレットと、CPUのCore i7、GPUにQuadroといったパワフルな処理能力が合体した、「運べるスタジオ」であり、デスクトップPCに接続して通常の液晶タブレットとしても利用できるという方向性はそのままです。2016年モデルから更新された点について、早速見ていきましょう。

MobileStudio Pro 16 早速チェックしていきましょう

2016年モデルからの変更点

  • SKU(機種のバリエーション)が1つになり、最上位機のみの販売になった
  • CPUとGPUの世代が更新され、SSDも高速なNVMe接続に変更された
  • Thunerbolt 3インタフェースに対応
  • ユーザーがメインメモリを32GBまで増設でき、SSDも交換できるようになった
  • 以前は9240円で別売だったスタンドが付属になった
  • 同等モデル比で37万584円→41万8000円に値上がりした

 このように、2016年モデルでは20万円台に設定されていた中級モデルがなくなり、いきなり約42万円でドン! の機種になりました。また、メインメモリとストレージをユーザーの要求に合わせて増やせるようになり、将来の製作スタイルの変化などに対応しやすいようになっています。逆に、この仕様を採用したために、メモリやストレージを削った下位のSKUを用意しづらくなったとも言えるでしょう。

MobileStudio Pro 16 底面にあるメモリスロットには16GBのモジュールが1枚装着されていて、空きスロットが1基あります。一方のストレージは512GBのM.2 SSDを1基備えています。SSDを強化したい場合は、Type 2280のモジュールを交換する必要があります
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