今回、洗濯機×スマートプラグで行いたいのは次のようなことだ。
家庭によっては、帰宅後の夜に洗濯をして干しておくところもあるだろうが、我が家では筆者がほぼ在宅で仕事をしているため、午前中に洗濯機を回すことが多い。そのため、多少ずれ込むことはあっても、午後の早い時刻までには済ませている。つまり、それ以外の時間帯では主電源を断ってしまっても構わないし、むしろそうしておきたい。
そのようなわけで、洗濯機を使いたい、あるいは使う可能性のある午前7時から夕方近くまでは電源をオンに、午後5時から午前7時にはオフと設定する。
スケジュール設定は、+Styleアプリの当該デバイスを開いて行う。
電源オン/オフのスケジュールが設定できたら、いよいよ通知の設定へと進む。洗濯が終わる、つまり洗濯機への通電がなくなったときに、スマホアプリに通知を飛ばすことができれば成功だ。
このように何かをトリガーにアクションを起こさせたい場合は、アプリ内の「スマートモード」を使う。
「条件」を「〜になったら」、「タスク」を「〜をする」というように置き換えて考えられれば、設定は簡単だ。
「0.1W」と決め打ちで書いたが、実は洗濯機の待機電力を調べずに設定していたため、最初は「1W」としていた。すると、脱水に入るために洗濯槽が回転を止めるたびに通知が飛んできて、飛んだ肩透かしを食らってしまった。
電力の設定では「等しい」という項目もあったので、「0.1Wより小さい」ではなく「0.0Wと等しい」という設定でも良かったかもしれない。
かくして、確実に洗濯の完了したことをリアルタイムに知ることが可能になり、洗濯物を干すタイミングを逃すことがなくなった。手が離せないときのことを考え、その10分後にも再度アラートを通知するようにしたおかげで、干し忘れることが少なくなった。
例え自宅であっても、仕事中は他のことに気を取られたくないが、それよりも気を使うことの方がストレスになる場合が多い。「いつ掃除をしよう」「洗濯機が止まっていないか」などと気に病むより、スマート家電を取り入れたり、ほんの少し設定を見直したりすることで、在宅ワークのストレスが減ることになる。この積み重ねが、実は大事だったりするのだ。
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