音声アシスタント搭載デバイスの相互乗り入れが加速か “複数アシスタント搭載デバイス開発のためのガイド”をAmazonが公開

» 2020年09月14日 15時20分 公開
[ITmedia]

 米Amazonは9月9日(米国時間)、同社が推進する「Voice Interoperability Initiative」(以下、VII)に新たに38社が参加すると発表した。

 VIIは、2019年秋にAmazonと30社以上のテクノロジー企業が合同で発表したプログラムで、1つのデバイスに複数の音声アシスタント機能を搭載し、ユーザーが柔軟に選択できるデバイスの開発を目的とするものだ。

 今回の発表では新たにDolby、Facebook、Garmin、Xiaomiなど38社が参加を表明、計77社がサポートを行うことになった。

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 これに合わせVIIは、メーカー各社が複数の音声アシスタントを搭載する製品を開発する際に利用できるガイド「Multi-Agent Design Guide」を公開した。

 同ガイドでは、複数のウェイクワードの同時使用が可能な設計を推奨する「Customer Choice and Agent Invocation(ユーザーの選択と音声アシスタントの呼び出し)」、快適な対話を提供するための基本動作を説明する「Multi-agent Experiences(複数の音声アシスタント体験)」、セキュリティ関連の解説を行う「Privacy & Security(プライバシーとセキュリティ)」の3つの主要なトピックを紹介している。

 詳細はこちら(英文)

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