液晶ディスプレイのサイズは15.6型で、画面解像度は1920×1080ピクセルに対応する。表面は映り込みの少ないノングレア仕上げで、NTSC比72%(sRGB換算で約102%相当)の広色域にも対応し、クリエイティブ向け液晶ディスプレイの水準を満たす。
液晶の配向方式は特に記載がないが、評価機を見る限りは上下/左右とも視野角は広く、発色も良好で、IPSまたはそれに準じた方式だと思われる。輝度はそれほど高くないが、IPSらしい発色の良さを感じる表示で、目視の印象もとても良い。
エックスライトの「i1 Display Pro」を利用して計測したところ、色温度が8290K、輝度が296カンデラ、コントラスト比が1210:1だった。色域もsRGB面積比102%(カバー率92%)と公称値通りの色域を備えていることが確認できた。
キーボードはテンキーを備えるタイプだ。テンキー部は通常のキーと間隔を空けて配置されており、よくある4列ではなく3列配置となっている。カーソルキーのサイズが小さくなっているが、他のキーとは離して配置されており、やや窮屈に感じるくらいでミスタイプしやすいということはなかった。
実測のキーピッチは横が約19mm、縦が約18mmだった。キーストロークは公称値で約1.8mmだ。反発が強すぎることなく適度なクリック感があって、タイピングの感触は良好だった。
また、カラー可変のRGB LEDバックライトを搭載しており、標準で常駐している「Control Center」ユーティリティーで好みのカラーに変えることができる。
次に、ベンチマークテストで本機の実力を見ていく。
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