8コア16スレッド! Ryzen 7 3700X搭載のデスクノートPC「DAIV 5D-R7」を試す圧巻のコストパフォーマンス!(3/5 ページ)

» 2020年09月29日 12時00分 公開
[マルオマサトITmedia]

表示品質も満足できる液晶ディスプレイ

 液晶ディスプレイのサイズは15.6型で、画面解像度は1920×1080ピクセルに対応する。表面は映り込みの少ないノングレア仕上げで、NTSC比72%(sRGB換算で約102%相当)の広色域にも対応し、クリエイティブ向け液晶ディスプレイの水準を満たす。

 液晶の配向方式は特に記載がないが、評価機を見る限りは上下/左右とも視野角は広く、発色も良好で、IPSまたはそれに準じた方式だと思われる。輝度はそれほど高くないが、IPSらしい発色の良さを感じる表示で、目視の印象もとても良い。

 エックスライトの「i1 Display Pro」を利用して計測したところ、色温度が8290K、輝度が296カンデラ、コントラスト比が1210:1だった。色域もsRGB面積比102%(カバー率92%)と公称値通りの色域を備えていることが確認できた。

DAIV 5D-R7 液晶ディスプレイのサイズは15.6型で、画面解像度は1920×1080ピクセルだ。表面は映り込みが少ないノングレア仕様で、色域はNTSC比72%(sRGB換算で約102%相当)というスペック。Webカメラも内蔵している
DAIV 5D-R7 エックスライトのカラーキャリブレーションセンサー「i1 Display Pro」による計測結果
DAIV 5D-R7 エックスライトのカラーキャリブレーションセンサー「i1 Display Pro」を用いて作成したICCプロファイルを、Phonon氏制作の色度図作成ソフト「Color AC」で表示した。実線が本製品、点線がsRGBの色域だ。sRGB面積比102%、sRGBカバー率は92%だった

使いやすいRGB LEDバックライト付きキーボードを搭載

 キーボードはテンキーを備えるタイプだ。テンキー部は通常のキーと間隔を空けて配置されており、よくある4列ではなく3列配置となっている。カーソルキーのサイズが小さくなっているが、他のキーとは離して配置されており、やや窮屈に感じるくらいでミスタイプしやすいということはなかった。

 実測のキーピッチは横が約19mm、縦が約18mmだった。キーストロークは公称値で約1.8mmだ。反発が強すぎることなく適度なクリック感があって、タイピングの感触は良好だった。

 また、カラー可変のRGB LEDバックライトを搭載しており、標準で常駐している「Control Center」ユーティリティーで好みのカラーに変えることができる。

DAIV 5D-R7 テンキー付きのキーボードを装備する。キーピッチは横方向が約19mm、キーストロークは約1.8mmだ。実測した縦方向のキーピッチは約18mmだった。カーソルキーはやや小さいが、他のキーと距離を空けて配置されているためミスタイプの不安は少ない
DAIV 5D-R7 テンキーは3列と珍しい仕様だが、「1」から「9」までの数字キーの位置関係は変わらないのであまり影響はないだろう。通常の109キーでは横2列にまたがって配置される「0」キーの位置については好みが分かれそうだ
DAIV 5D-R7 RGB LEDバックライトも搭載している。カラーは「Control Center」に含まれるユーティリティーで変更できる
DAIV 5D-R7 左上にWindows Hello対応の指紋センサーを内蔵したタッチパッドを備える

 次に、ベンチマークテストで本機の実力を見ていく。

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