Tiger Lakeの実力やいかに? Intelの「リファレンスマシン」でチェックしてみた(2/3 ページ)

» 2020年10月12日 12時00分 公開

ベンチマークテストでTiger Lakeの実力を確認

 このリファレンスマシンの処理能力はいかほどのものか。ベンチマークテストを通して確認してみよう。

CINEBENCH R20

 まず、CPUの処理能力をMaxthonの「CINEBENCH R20」でチェックした。今回は外部電源をつないだ状態で各電源設定における通常(マルチ)テストとシングルテストを実施する。

 結果は以下の通りだ(スコアは前者が通常、後者がシングル)。

  • 最大のバッテリー残量:1644ポイント/554ポイント
  • 高パフォーマンス:2162ポイント/578ポイント
  • 最も高いパフォーマンス:2162ポイント/579ポイント

 スコアを見る限り、オペレーティングレンジの差はCPUパフォーマンスの差につながることが読み取れる。特に、その傾向はマルチコア演算だと顕著だ。

 一方で、Dynamic Tuning Technology(DTT)の有無は、少なくともこのテストでは有意な差につながらないことが分かる。

 前世代(開発コード名:Ice Lake)の「Core i7-1065G7」(1.3GHz〜3.9GHz、4コア8スレッド)を搭載するノートPC(Razer Blade Stealth 13)のスコアが通常テストで1614ポイントだったことを考えると、構造の改良によるクロックアップは、効果てきめんだといえそうだ。

最大のバッテリー残量 CINEBENCH R20の結果(最大のバッテリー残量)
高パフォーマンス CINEBENCH R20の結果(高パフォーマンス)
最も高いパフォーマンス CINEBENCH R20の結果(最も高いパフォーマンス)

PCMark 10

 続いて、PCの総合性能をULの「PCMark 10」で確認した。今回は外部電源をつないだ状態で各電源設定における「PCMark 10 Extended」(通常テスト+ゲーミングテスト)を実施している。

 結果は以下の通りだ(スコアは総合、Essentials、Productivity、Digital Content Creation、Gamingの順に掲載)。

  • 最大のバッテリー残量:4480/9544/8032/3993/3558
  • 高パフォーマンス:4519/9550/7973/4142/3575
  • 最も高いパフォーマンス:4552/9732/8044/4169/3557

 総合スコアは電源プロファイル(オペレーティングレンジ)順になってはいるものの、CINEBENCH R20におけるテストとは異なり、オペレーティングレンジの差が大きなパフォーマンス差を生んでいるわけではない

 ちなみに、Core i7-1065G7を搭載するノートPCにおける通常テストのスコアは以下の通りとなっている(総合、Essentials、Productivity、Digital Content Creationの順に掲載)。

  • Core i7-1065G7:4385/9054/6838/3698

 オペレーティングレンジが15Wの状態でも前世代のノートPCよりもスコアが高いことから、Tiger LakeはIce Lakeよりも着実に性能は上がっているとはいえそうだ。

最大のバッテリー残量 PCMark 10 Extendedの結果(最大のバッテリー残量)
高パフォーマンス PCMark 10 Extendedの結果(高パフォーマンス)
最も高いパフォーマンス PCMark 10 Extendedの結果(最も高いパフォーマンス)
グラフ 結果をグラフにまとめた

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