Tiger Lakeの実力やいかに? Intelの「リファレンスマシン」でチェックしてみた(3/3 ページ)

» 2020年10月12日 12時00分 公開
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3DMark

 Tiger LakeのCPU統合GPUは、型番の末尾が「G4」のモデルは「Intel UHD Graphics」、「G7」のモデルは「Intel Iris Xe Graphics」となる。名前こそ異なるが、いずれも新しい「Xe(エックスイー)アーキテクチャ」を採用し、従来の統合GPUよりもパフォーマンスが向上している。

 特に、今回のプリプロダクション機に搭載されているCore i7-1185G7に統合されているIris Xe Graphicsは、演算ユニット(EU)が96基で「エントリークラスの外部(独立)GPU並みの性能」を有しているという。

 そこで、ULの3Dグラフィックスベンチマークアプリ「3DMark」を使ってその実力をチェックしてみよう。今回は、DirectX 11を利用する「Fire Strike」「Sky Diver」、DirectX 12を利用する「Time Spy」「Night Raid」の計4種類のテストを実行した。

 結果は以下の通りだ。

  • Fire Strike:4173
  • Sky Diver:12058
  • Time Spy:1487
  • Night Raid:13350

 ちなみに、第10世代のCore i7-1065G7(Iris Plus Graphics)を搭載するノートPCのスコアは以下の通りだった。

  • Fire Strike:2910
  • Sky Diver:9982
  • Time Spy:973
  • Night Raid:10439

 先述のCore i7-1065G7搭載ノートPCにおけるテストで比較対象として登場した、NVIDIAの「GeForce MX250」搭載PCにおけるスコアは以下の通りだ。

  • Fire Strike:2755
  • Sky Diver:8950
  • Time Spy:1009
  • Night Raid:10608

 スコアを見ると、GeForce MX250はもちろん、前世代のIris Plus Graphicsよりも良好なスコアを記録している。確かに、Intel言う通り「エントリークラスの外部GPU並みの性能」は確保している。グラフィックスの設定にもよるが、外部GPUを搭載しなくても十分にゲームを楽しめそうだ。

Time Spy Time Spyの結果
Sky Diver Sky Diverの結果
グラフ 結果をグラフにまとめた

前世代から着実にパワーアップしているが……

 リファレンスマシンを通して見る限り、Tiger LakeはIce Lakeから着実にパワーアップを果たしている。設計のリファインが性能面で奏功しているようだ。

 だからこそ気になるポイントが、メーカーがオペレーティングレンジを一定の範囲内で自由に設定できるということだ。このことは言い換えれば「同じCPUでも設計によって性能が大きく変わりうる」ということであり、PCを選ぶ側からすると「このCPUならこういう性能」というめぼしを付けづらくなる

 性能を重視してノートPCを選ぶ人にとって、このようなベンチマークテストを使ったレビューは、これからますます重要度を増すのかもしれない。

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