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オカムラが考える“ニューノーマル”時代のオフィスと在宅ワーク(1/2 ページ)

» 2020年11月11日 17時00分 公開
[作倉瑞歩ITmedia]

 オカムラは11月10日に発表会を開催し、オフィスファニチュアシリーズ「PARK WORK」(パークワーク)、クリエイティブファニチュア「SPRINT」(スプリント)、オフィスシーティング「CYNARA」(シナーラ)、ゲーミングファニチュア「STRIKER」(ストライカー)を発表した。

 発表会には同社の代表取締役 社長執行役員である中村雅行氏が登壇し、新型コロナウイルス流行以降の“ニューノーマル”時代におけるオフィス市場の動向などについて語った。

今はオフィス需要の大転換期

 中村氏は現在オフィスの需要が変化しており、センターオフィス一辺倒だった働き方から、ホームオフィス、シェアオフィス、多拠点勤務などを組み合わせた働き方になっているとし、「オフィスを減らす代わりにシェアオフィス、ホームオフィスを推奨している。経営者が働き方と、それに合わせたオフィスのあり方に深い興味を持ってきた。業界にとって大きな変化が起きている」と語る。

 中村氏は「2019年から本格的に発売した『TELECUBE by OKAMURA』などのワークブースは2020年の半期で2019年の年間売上を超えた。Web会議などでコミュニケーションを取る機会が増えている他、静かな環境で仕事をしたいというニーズに合ったもの。マンションの共用スペースでの設置例もある。この機を捉えてバリエーションを増やしていく」と述べた。

オカムラ オカムラ 代表取締役 社長執行役員 中村雅行氏

健康経営を進めるための「PARK WORK」

 続いて、同社の上席執行役員 マーケティング本部長である荒川和巳氏が、今回発表された製品について紹介した。

オカムラ オカムラ 上席執行役員 マーケティング本部長 荒川和巳氏

 PARK WORKは、経済産業省が推進する健康経営を実現するための製品群だ。製品はパーツごとに四角い90cm角のモジュールで作られたベンチやパネルなどが用意されていて、1人で集中して作業をしたり、リラックスした姿勢で考え事をしたりする、広いスペースで自由に作業するための「Focus」、おしゃべりをしたり、開放的な雰囲気の中でミーティングをしたりする「Collaboration」、体を動かしたり仮眠を取って体を休めるための「Interval」というシーンに合わせて選べる。

オカムラ PARK WORKの設置例
オカムラ バランスボールも用意されている

 これらは何通りもの組み合わせが可能なので、どのようなできあがりになるかをイメージするために同社のWebサイト「スタイルプランナー」が用意されており、シミュレーションできるようになっている。

アジャイル時代の働き方に適した「SPRINT」

 SPRINTは、作業内容や参加人数に合わせて環境を最適化する「Flexible」、思いついたアイデアをいち早く共有する「Quick」、議論のプロセスを「見える化」して認識のズレを防ぐ「Stock」というコンセプトに合わせて作られている。

 こちらもイスやボードなどのパーツに分かれて提供されているが、一番のポイントは簡単に片付けられることにある。イスや机、ボードにはキャスターが取り付けられていて、それらを重ねて簡単に移動できる。これにより、オフィスのどこでも打ち合わせができるし、終了したら重ねて撤収、ということができるわけだ。

オカムラ SPRINT
オカムラ 少人数での打ち合わせにも対応
オカムラ ボードはフックに引っかけて利用できる
オカムラ 終わったら重ねて撤収

シンプルなデザインで機能を追究した「CYNARA」

 一方のCYNARA(シナーラ)は、シンプルな構造で軽さを実現したオフィス用のイスだ。その名前は「海の貴婦人」と呼ばれたイギリスのビンテージヨットから取られている。とてもシンプルなパーツ構成となっており、同社の従来品と比べて重量を約50%削減。これにより製造/配送などのライフサイクル全般に係わるCO2排出量を約35%削減したという、環境にも配慮したイスだ。

 そのデザインだが、ドイツのエンジニアであるヨアヒム・ブルシュケ氏と、スイスのデザイナーであるアンドレアス・クロブ氏とのコラボレーションにより生まれた。これまでのオフィスチェアだと、座面の色とキャスターの色が違うこともよくあったが、CYRANAでは全てを同じ色に統一した。

オカムラ CYNARA
オカムラ デスクでの利用シーン

 続いては、同社初参入となるゲーミング分野の製品を見ていく。

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