ゲーミングPCの「G-Tune」シリーズ、クリエイティブ向けの「DAIV」シリーズ、そして法人向けの「MousePro」シリーズなど、多くのブランドを手がけるマウスコンピューター。そのうち、最もスタンダードな「mouse」シリーズに、第3世代Ryzen 4000シリーズを搭載した「mouse B5-R5」が追加された。
6コア6スレッドのRyzen 5 4500Uと15.6型の液晶ディスプレイを搭載しながら、標準構成で7万9800円(税/送料別)と手頃な価格を実現しているのが特徴だ。Ryzen 4000シリーズは13型〜14型のモバイルPCでの採用例が多いが、本機はテンキーを備えた据え置きタイプのモデルではあるものの、厚さは20mmを切り、重量も約1.62kg(評価機の実測値は約1.625kg)といざとなれば持ち運びもできるボディーとなっているのも魅力だ。
この春からMobile Ryzenの採用例が増えているmouseシリーズのノートPCだが、浦和レッズオフィシャルモデルのX4(14型)やX5(15.6型)に続き、B5シリーズにも投入された。
このB5-R5は、液晶ディスプレイ天板とボディー底面にアルミニウム素材を取り入れて軽さと頑丈さのバランスを取っている他、新色のアイスシルバーを採用しているのが見どころだ。液晶ディスプレイ天板はヘアライン加工が施され、同社おなじみのチーズロゴも黄色からグレーに変更されるなど、細かなところにも気が配られている。
標準状態ではACアダプターが専用端子となっているが、65W以上の出力が可能なUSB Power Delivery機器からの給電にも対応しており、市販の充電器も利用できる。また、BTOメニューで「USB PD 65W対応 AC充電器」を選べば、よりコンパクトかつ軽量なタイプ(+2980円)になる。
15.6型の液晶ディスプレイは非光沢タイプで、画面解像度は1920×1080ピクセルだ。視野角などの公称値は明らかにされていないが、上下/左右で色の反転などはなく、視野角は広めで明るさも確保されている。
テンキーを備えたキーボードは、キーピッチが約19mm、キーストロークは約1.8mmとゆとりがある。カーソルキーがやや小さめだが不規則な配列はなく、Enterキーとテンキーの間に約6mmの間隔が開けられている。タッチパッドのサイズも約122(幅)×74(奥行き)mmと大きめだ。
続いて、内部のスペックを見ていこう。
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