税込み9万円切りの6コアAPU搭載パワフルノートPC「mouse B5-R5」を試す(2/3 ページ)

» 2020年11月24日 12時00分 公開
[田中宏昌ITmedia]

メモリとストレージは柔軟に選択が可能

 搭載するAPUは、AMDの第3世代Mobile Ryzen 4000シリーズでエントリー向けに位置するRyzen 5 4500Uだ。それでも6コア6スレッドとパワフルで、動作クロックは2.3GHz〜4.0GHzとなる。TDPは15Wで、グラフィックス機能はAMD Radeon Graphicsだ。CPU内蔵GPUとしては優れた性能を備えており、総合パフォーマンスは期待できる。

 メモリは標準でシングルチャンネルの8GB(DDR4-2666)を内蔵しており、BTOでは最大64GBまで選択可能だ。評価機では8GB(+6700円)のメモリを追加したデュアルチャンネル状態になっていた。グラフィックス機能と共に、性能を重視する場合は、ぜひデュアルチャンネルでの購入をお勧めする。

mouse B5-R5 HWiNFO64の画面。Radeon Graphicsを内蔵したRyzen 5 4500Uを搭載する
mouse B5-R5 HWiNFO64の詳細表示
mouse B5-R5 GPU-Zの画面。GPUは6コア(動作クロックは1500MHz)だ

 ストレージは最大2基のドライブを内蔵できる。M.2 SSDとSerial ATAのSSDまたはHDDを搭載でき、評価機のSSD(SATA)には、容量256GBのADATA Ultimate SU800を備えていた。BTOではより高性能なPCI Express接続のSSD(最大2TBまで)に変更でき、さらに1TB/2TBのHDDの他、1TB/2TBのSSD(SATA)も追加可能だ。

 保証対象外の行為となるが、底面のネジを12本外すだけで底面のカバーが取り外せる。PCの自作に慣れたユーザーならメモリだけでなく、SSDやHDDの増設や換装も簡単に行えるだろう。

mouse B5-R5 評価機のSSDはADATAのUltimate SU800(256GB)が搭載されていた
mouse B5-R5 CrystalDiskMark 7.0.0(ひよひよ氏・作)のスコア。PCIe 3.0 x4/NVMe対応SSDにはおよばないが、SATA接続のSSDとしては十分な速度を記録している。なお、BTOではより高性能なSSDを指定することも可能だ
mouse B5-R5 底面のカバーを開けた状態。評価機は8GBのメモリを追加したデュアルチャンネル構成になっていた。左下の空きスペースに2.5インチのSSD/HDDを内蔵可能だ

BTOではLTE通信モジュールも選択可能

 インタフェースは手堅くまとまっている。左側面に2基のUSB 2.0端子、UHS-I対応のmicroSDメモリーカードスロット、3.5mmのヘッドフォン/マイク端子、1000BASE-T対応の有線LAN端子を、右側面にUSB Type-C(3.1)、USB 3.0端子、HDMI端子、DC入力端子が並ぶ。

 USB Type-C端子はDisplayPort Alternate Modeに対応しており、HDMI端子と合わせて3画面出力をサポートする。また、65W(20V/3.25A)以上の出力が可能なUSB Power Delivery機器を接続すれば、本体に充電が行える。

 標準添付のACアダプターは専用端子を備えたものだが、BTOメニューでUSB Type-C端子を備えた小型タイプに変更できるため、購入時に変更したいところだ。

 無線LANは最新のWi-Fi 6対応で、Bluetooth 5.0もサポートする。評価機には搭載していなかったが、+1万5000円でLTE通信モジュールの内蔵を選べる(別途、標準サイズのSIMが必要)など、BTOの選択肢が豊富なのもうれしい。

mouse B5-R5 前面はフラットだ。液晶ディスプレイを指1本で開くのは難しい
mouse B5-R5 背面にも端子はなく、排気口が液晶ディスプレイのヒンジ部左側に用意されている
mouse B5-R5 左側面にはUSB 2.0端子や有線LAN端子が並ぶ。BTOでLTE通信モジュールの内蔵を選ぶと、手前側のSIMスロットにSIMカードを挿入できる
mouse B5-R5 右側面にUSB Type-CやHDMI端子がある。左右の両端子共に間隔があまり空いていないので、ケーブルや端子部分のサイズが大きいと干渉する可能性がある

 次に、ベンチマークテストで本機の実力を見ていく。

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