コラム
» 2020年12月11日 14時10分 公開

テレワークとディスプレイ、テレワークと電気代を考えるシリーズ「私とテレワーク」(2/4 ページ)

[奥川浩彦,ITmedia]

外付けディスプレイを検討する際に考慮すべきこと

 一方、筆者が外出時に使用しているのは「MacBook Pro」である。在宅時に使うことはめったにない。

 試しに、このMacBook Proと27型ディスプレイをHDMIケーブルでつないでみた。手元のディスプレイと拡張した27型ディスプレイで、同時に複数のアプリを表示しながら作業ができる。ノートPC単体で作業をするよりも、1つでもディスプレイを追加すれば作業効率の向上が期待できる

 自宅でのテレワークが長期化、あるいは恒久化しそうな人は、PCのディスプレイ環境を見直してみよう。

 後悔を避けるためにも、マルチディスプレイ環境の構築する際は、以下のことを必ず検討してから実行に移してほしい。

  • 液晶ディスプレイを置くスペース
  • ノートPCのグラフィックス性能
  • 予算
  • 年齢(老眼)

 ディスプレイをおくスペースが足りない場合は、別途モニターアームを用意すると、設置スペースを取られない。

ディスプレイをつなぐ MacBook Proに外付けディスプレイを追加。複数のアプリを同時に表示できるので、作業効率が高まる
食卓 筆者の自宅の食卓兼打ち合わせスペース。テーブルにモニターアームを固定し、ディスプレイを設置している。来客時は、このディスプレイにPCをつないでミーティングを行うことが多い
導入時の1枚 モニターアームを導入した際に撮った写真。フレキシブルに向きが変えられるので便利だ

 中年以降の年代の人の場合は、ディスプレイのサイズや解像度のバランスもしっかりと検討したい。

 筆者は4K(3840×2160ピクセル)ディスプレイを導入することを検討したこともあるが、老眼が進んだ筆者には27型のWQHDディスプレイの画素ピッチ「0.233mm」以上が必須だ。27型で4Kにすると画素ピッチが「0.155mm」となるので、少し目に厳しい。ブラウザ、オフィスソフト、テキストエディタなどのアプリなら、文字サイズを変更できる。しかし、プロパティなどの設定画面は文字が小さすぎて見づらい。

 43型ディスプレイなら、4Kでも画素ピッチが「0.245mm」となる。しかし“目の前”に43型のディスプレイを置くことが想像できず、今の所は不満もないので、しばらくは現状維持だ。

 参考程度に市販されているディスプレイの画素ピッチを表にしてみた(23.8型と24.5型は「24型」にまとめられている。若い人は気にならないと思うが、筆者のように老眼が進んでいる人は、購入時の参考にしていただきたい。

ピッチ ディスプレイサイズと解像度による画素ピッチの早見表(単位:mm)

古いPCをバックアップとして用意するのもアリ

 筆者は、メインPCが故障して困ったことがある。その反省から、さらに古いデスクトップPCをバックアップ機として用意している。このPCも、先述の2台の27型ディスプレイにつないで常時使える状態にしてある。

 幸い、その後メインPCが故障したことはないが、フィルムスキャナーの取り込みや動画のエンコード、ファイル移動に数十分〜数時間かかるNAS同士のデータの移動をする際は、バックアップ機を利用し、メインPCに負荷を掛けないようにしている。

足元 足元には2台のデスクトップPCを用意。1台はバックアップ機だ
別々のディスプレイ 2つのディスプレイに別々のPCを表示させ作業することもある

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