1月13日(現地時間)、ASUSはオンラインイベント「BE AHEAD」を開き、クリエイター向けのノートPC2モデルとモバイルディスプレイなど複数のモデルの投入を明らかにした。現時点で日本での発売を含め、発売時期や価格は不明だ。
ZenBookシリーズの最上位モデルとなるのが「ZenBook Pro Duo 15 OLED」(UX582)だ。15.6型のメインディスプレイは3840×2160ピクセル表示対応のOLED(有機EL)、キーボード面の奥半分が14型のセカンダリーディスプレイ「ScreenPad Plus Plus」という構成は従来モデルを継承するが、新たに第10世代Core i9プロセッサとNVIDIAの新モバイル向けGPUのGeForce RTX 3070を内蔵する。
より小型で購入しやすい価格帯となる14型ディスプレイを備えた2画面PCが「ZenBook Duo 14」(UX482)だ。こちらは第11世代のCore i7プロセッサを内蔵し、GPUにGeForce MX450を選ぶこともできる。
UX582と同様にScreenPad Plusの12.6型セカンダリーディスプレイを搭載し、重量は約1.6kg、厚さは約16.9mmとスリムなボディーを備える。メインディスプレイの画面解像度はフルHD(1920×1080ピクセル)で、狭額縁のディスプレイにより画面占有率は約93%となる。
同じくクリエイター向けとして投入されるのが、14型フルHD表示のモバイルディスプレイ「ProArt Display PA148CTV」だ。重量は約740g、10点のマルチタッチ操作に対応し、エルゴキックスタンドにより、15度〜75度に角度調整が可能だ。
ユニークなのは、クリエイターのワークフローに適したコントローラー「ASUS Dial」を備えていることだ。ASUS DialとVirtual Control Panelを使うことでアドビのアプリ(Adobe Photoshop、After Effects、Premiere、Lightroom Classic)を操作できる他、MicrosoftのSurface Dialの機能(音量調整やスクロール、拡大など)もサポートする。
続いては、ビジネス向けノートPCやChromebookを見ていく。
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