「ASUS ExpertBook B9450」は、ASUS JAPANから新たに発表されたビジネスユーザー向けの超軽量モバイルノートPCだ。14型とモバイルPCとしては大きめの画面で、ビジネス向けに需要の高い機能を備えながら約870gという超軽量ボディーを両立しているのが最大の特徴だが、上質感のあるデザイン、先進インタフェースの装備など見どころは多い。
ラインアップは、一般向け(64bit版Windows 10 Home)と法人向け(64bit版Windows 10 Pro)に4モデルずつ、vPro対応の法人向けモデルも2モデル用意されている。今回は法人向けモデルのうち、上位の基本スペックを搭載した標準バッテリーモデル(B9450FA-BM0323R)の試作機を評価機として入手したので、性能や使い勝手を検証していこう。
ボディーの具体的なサイズは、約320(幅)×203(奥行き)×14.9(高さ)mm、重量は約870gだ(いずれも公称値)。実測重量は864gと、公称値より少し軽かった。
スリムベゼルデザインにより、モバイル向けの標準である13.3型よりも少し大きい14型の画面を搭載するのは、ここ1〜2年のトレンドだが、その中でも横幅はかなり小さい部類だろう。
この数字が示すように、14型の画面を装備しているとすぐには分からない程コンパクトで、しかも薄い。最初に持った時はイメージ以上に軽く感じるため、ふわっと浮いてしまうような最軽量クラス独特の感覚も感じることができる。
バッテリーの駆動時間は約15.1時間だが、約29.8時間(いずれもJEITA 2.0測定法)の駆動ができる大容量バッテリーモデル(重量は約995g)も用意されている。なお、標準バッテリー搭載の評価機でバッテリーレポートを出力して確認したところ、バッテリー容量は、約33Wh(大容量モデルは66Wh)だった。
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