続いては、実際にゲームをプレイしてフレームレートを測定した結果だ。ここでは、処理が重めのグラフィックスとなる「デス・ストランディング」と、負荷が軽い「VALORANT」で測定した。
まずはデス・ストランディングでは、画質設定で「低」「標準」「最高」を選んでフレームレートを測定した。その方法だが、中部マップの廃シェルターに出るBTと戦い、180秒間のフレームレートを測定している。
フレームレートだが、ゲームを快適にプレイできるかどうかは60fpsが分かれ目となる。画質が上がってしまうと最低フレームレートは53fpsあたりとなるが、平均で見ればどの画質でも60fpsを越えており、満足できるレベルにある。
続いてはVALORANTだ。こちらは一括した画質設定がないため、「マテリアル」「テクスチャー」「ディテール」「UI」について「高」「中」「低」を選んで画質を変化させた。シーンはプラクティスの射撃場で、スパイクを設置するミッションを選んだ。こちらも180秒間フルに戦ったときのフレームレートを測定している。
こちらの場合は低スペックのPCでも動くゲームタイトルということもあり、かなり高めなフレームレートをたたき出している。テスト時に垂直同期を外し忘れるという筆者のミスにより、最高フレームレートが240fps近辺で頭打ちになってしまったが、いずれにしてもTUF Dash F15が持っている液晶ディスプレイの最高リフレッシュレートを使って、ヌルヌルに動く画面でプレイできることは間違いない。
これまで見てきたように、ゲーミングノートPCとしては最新のスペックを備えたTUF Dash F15だが、重めのゲームとなるAAAタイトルでも十分に活用できるし、軽いゲームであれば、240Hzの液晶を使って、最高画質でもヌルヌルのゲームプレイが楽しめる。GPUはリリースされたばかりのAmpereアーキテクチャなので、今後も長く使うことができるだろう。
最新パーツをふんだんに取り入れたこのスペックであれば、25万円は超えるかと考えていたのだが、価格は税込みで21万9800円と十分に納得感のあるレベルを実現している。頑丈なボディーはもちろん、充実サポートの「ASUSのあんしん保証」が用意されているのも心強い。TUF Dash F15であれば、満足のいくゲーム生活はいうまでもなく、在宅ワークも快適に送ることができるだろう。
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