小さなボディーでもインタフェースは豊富だ。前面には、USB Type-C(USB 3.2 Gen 1)に加え、Type-AのUSB 3.2(Gen 1)とUSB 2.0の各端子を2基ずつ、さらにSDメモリーカードスロット(SDHC/SDXC/UHS-I対応)も搭載している。
背面にもUSB Type-A(USB 3.2 Gen 1)端子を2基備え、ディスプレイ出力としてHDMIとアナログRGB出力(D-Sub 15ピン)端子を備える。1000BASE-T対応の有線LAN、ヘッドフォン出力、マイク入力端子、さらに盗難防止用ワイヤーを取り付けるセキュリティロック端子もある。
通信機能としては、有線LAN以外にもWi-Fi 6とBluetooth 5.0を標準装備している。Wi-Fi 6は、通信速度の理論値が高いだけでなく、複数のデバイスが同時に通信を行う環境でも速度を発揮できる仕組みを採用しており、Wi-Fi 5(IEEE 802.11ac)に比べて優位性があり、Wi-Fi 6対応機器が増えるほどその効果も高くなる。低価格やコストパフォーマンスをウリにしている製品ではWi-Fi 6が省かれていることもあるので、しっかりとWi-Fi 6に対応しているという点はポイントだ。
このmouse CT6は、液晶ディスプレイの背面に固定して使うためのVESA規格(VESA 70/100両対応)用のマウントフレームと固定ネジも標準で付属する。
このフレームも、スムーズな着脱作業が行えるように工夫が施されている。フレーム単体で液晶ディスプレイの裏側に固定してからPC本体を差し込み、手回しネジ1本で固定できるようになっている。
液晶ディスプレイの裏側を有効活用することで、まるでオールインワン型のデスクトップPCとして活用することも可能だ。
最後に、ベンチマークテストで本機の性能をチェックしよう。
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