Ryzen 9 5900HS×RTX 3080で快適ゲームプレイ! ASUSのゲーミングノートPC「ROG Zephyrus G15」(2021年版)を試す(2/4 ページ)

» 2021年03月03日 12時00分 公開
[作倉瑞歩ITmedia]

3DMarkでは納得の高いスコアを記録

 続いて、ベンチマークテストで本機の実力を見ていこう。まずは3DMarkとPCMark 10を使ってパフォーマンスをチェックする。

 先述の通り、ROG Zephyrus G15はCPUにZen 3アーキテクチャを採用したRyzen 9 5900HS、GPUにGeForce RTX 3080を備える。特にCPUはRyzen Mobile 5000シリーズのハイエンドモデルだけに、GPUと合わせて存分に性能を発揮してくれるだろう。

ROG Zephyrus G15 CPU-Zで取得したCPU情報
ROG Zephyrus G15 GPU-Zで取得したGPU情報

 まずは3DMarkを実行してみよう。今回はフルHD(1920×1080ピクセル)で描画するDirectX 12ベースの「Time Spy」と、解像度をWQHD(2560×1440ピクセル)に引き上げた「Time Spy Extreme」を試した。結果は次のようになった。

  • Time Spy:9654
  • Time Spy Extreme:4702

 デスクトップのゲーミングPCにも匹敵する、かなり高めのスコアが出た。ROG Zephyrus G15の標準解像度であるWQHDでも好スコアをマークしており、ゲームを十分に楽しめそうだ。

ROG Zephyrus G15 Time Spyの結果
ROG Zephyrus G15 Time Spy Extremeの結果

 続いてはDirectX 11ベースの「Fire Strike」を試す。こちらではWQHDで描画する「Fire Strike Extreme」と、4K(3840×2160ピクセル)で描画する「Fire Strike Ultra」も合わせて実行した。結果は下記の通りだ。

  • Fire Strike:2万2506
  • Fire Strike Extreme:1万2081
  • Fire Strike Ultrta:6507

 こちらも高いスコアだ。特にフルHDのFire Strikeでは優秀なスコアが出ている。

 ゲームの解像度をフルHDにすると、165Hzのリフレッシュレートを存分に発揮して、かなり滑らかな画面でプレイできそうだ。

ROG Zephyrus G15 Fire Strikeの結果
ROG Zephyrus G15 Fire Strike Extremeの結果
ROG Zephyrus G15 Fire Strike Ultraの結果

 続いて、GeForce RTXシリーズの持ち味であるリアルタイムレイトレーシング(RT)機能を利用したベンチマーク「Port Royal」も実行した。スコアは次の通りだ。

  • Port Royal:5925

 こちらも、秀でたスコアを記録している。Port RoyalはGeForce RTX 20シリーズが発売されてからリリースされたベンチマークのため、GeForce RTX 3080を搭載するROG Zephyrus G15なら余裕のあるテストといえる。近年増加傾向にあるRT機能を採用したゲームタイトルも、十分に楽しめるだろう。

ROG Zephyrus G15 Port Royalの結果

 参考として、ミドルクラスPC向けの「Night Raid」とモバイル端末向けの「Wild Life」もテストした。

  • Night Raid:3万9670
  • Wild Life:4万449

 当然だが、非常に高いスコアとなった。これからハイスペックなPCに乗り換えたい場合や、同じノートPCでももっとリッチな体験を望む人にはピッタリなモデルといえそうだ。

ROG Zephyrus G15 Night Raidの結果
ROG Zephyrus G15 Wild Lifeの結果

 続いて、ゲームタイトルでのパフォーマンスを見ていく。

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