CPUは、IntelのCore i7-1165G7を搭載している。開発コード名「Tiger Lake」で知られるモバイル向けの第11世代Coreプロセッサの中では上位モデルにあたり、4コア8スレッドで最大周波数が4.7GHzというスペックだ。
このTiger Lake世代では、プロセスルールの改良などによりCPUコアの周波数が高くなっている他、内蔵GPUが「Intel Iris Xe Graphics」となり、グラフィックス性能が大幅に向上した。AI推論性能を劇的に向上させる拡張命令に対応している。今すぐ効果があるアプリは限定的だが、将来的にはAI処理においてかなり効いてきそうなポイントだ。
CPUにはCore i7-1165G7を搭載している。開発コード名「Tiger Lake」で知られる第11世代Coreプロセッサのモバイル向け主力モデルだ。メモリに高速なLPDDR4X-4266を搭載しており、Intel Iris Xe Graphicsの高い性能もしっかり発揮できそうだメモリは、超高速かつ省電力となるLPDDR4X-4266を16GB備える(オンボード、交換不可)。Intel Iris Xe Graphicsのパフォーマンスはメモリ性能にも左右されるが、これならフルに性能を引き出せる。
データストレージには、1TBのNVMe SSD(PCI Express 3.0x2)を搭載する。評価機では、Intel 660pを搭載していた。QLC NANDフラッシュメモリを搭載したNVMe SSDとしてはエントリークラスのモデルだ。
通信機能は、Wi-Fi 6の無線LAN、Bluetooth 5.0を標準で装備する。有線LAN端子は省かれているが、USB接続の1000BASE-T対応の有線LANアダプターも付属している。
2基あるThunderbolt 4端子は、USB Power Delivery(PD)対応の電源端子を兼ねており、どちらの端子でもThunderbolt/USB機器の接続、PCの充電、ディスプレイ出力(DisplayPort Alternate Mode)に利用できる。HDMI端子とType-AのUSB(3.2 Gen 1)、microSDメモリーカードスロット(SDXC対応)も備えている。
液晶ディスプレイの上部には、約92万画素のWebカメラとアレイマイクを内蔵する。会議のスタイルによって指向性を変える高度なノイズキャンセリング機能を搭載することで、ビデオ会議をスムーズにこなせる。Windows Hello対応のIRカメラも内蔵しており、1度登録作業を済ませれば、ロックされた状態からスピーディーなログインが可能だ。
次に入力環境を見ていく。
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