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» 2021年04月08日 12時00分 公開

据え置き用スタンド付属でオフィスや在宅ワークに適したモバイルディスプレイを試すモバイルディスプレイの道(2/4 ページ)

[山口真弘,ITmedia]

モバイルディスプレイでは珍しいネジ止め式のカバーを採用

 USB Type-C×2およびmini HDMIポートは本体左側面にまとめられている。USB Type-Cケーブルの場合は給電と信号伝送が1本でまとめて行え、HDMIの場合はHDMIケーブル以外に別途USBケーブルによる補助給電が必要になる。

 ざっと使って気になったのは視野角で、公称では上下/左右それぞれ170度となっているが、実際にはそこまで広くないように見える。何人かで左右からのぞき込んで見る場合、端の方がやや暗く感じる場合があるかもしれない。

LCD15HCC-IPS USB Type-C×2と、microHDMIポートを搭載する。USB Type-Cの一方は電源供給専用だ
LCD15HCC-IPS DispalyPort Alternate Modeで接続する場合は、中央のUSB Type-Cポートを使用する
LCD15HCC-IPS 14型のThinkPad X1 Carbon(2019)と接続した状態。両者ともにベゼル下部に幅があるので、画面の高さはほぼそろう
LCD15HCC-IPS 斜め方向から見たところ。USB Type-C接続ではバックライトの初期値が0になるため、そのままではこのように暗く見える
LCD15HCC-IPS ノートPCの右側にぴったり沿って設置するとコネクターが干渉するので、若干ずらして設置する必要がある
LCD15HCC-IPS プレゼン用途などで背中合わせに設置する場合、ケーブルはスタンドの内側を通すとよい

 OSDメニューの項目数は控えめだ。操作は本体左側面上にあるボタンを使って行うが、項目の決定と上下選択とボタンが計3つしかなく、1つ前の画面に戻るには決定ボタンを長押しするという、やや特殊な操作方法をとる。あまり採用例がないインタフェースゆえ、慣れるまでは少々時間がかかる。

 ちなみに上下の三角ボタンを直接押すと、バックライトとボリュームの調整が行える。このバックライトは、メニューの中にある「明るさ」とは別物で、こちらの方が画面の明るさへの影響が大きい。USB Type-C接続ではいったんゼロに設定されるため、画面が暗いと感じたら、まずはこちらを確認しよう。このあたり、少々分かりにくい印象はある。

LCD15HCC-IPS メニュー操作用のボタンは左側面上方に配置されている
LCD15HCC-IPS OSDの項目数はかなり控えめだ
LCD15HCC-IPS バックライトの調整は、上向きの三角ボタンを直接押すことで行える。OSDメニューの中には該当項目がないので要注意だ

 これ以外で実際に使って気になったのは、スタンド兼用カバーが一般的なマグネット吸着式ではなく、手締め式のネジで背面の2カ所を留めるという、珍しい仕様であることだ。ネジの頭が露出したままになるため、バッグの中に入れた時にひっかかりやすく、他のものを傷つける可能性があるのがネックとなる。

 特にノートPCと重ねてバッグの中に入れる場合、これらのネジがノートPCを圧迫して画面などの破損につながる恐れがあり、やや気を使う。後述する専用スタンドを使わずにモバイル用途でのみ使うならば、ネジを使わずにマジックテープで固定するなど、一工夫した方がよいかもしれない。

LCD15HCC-IPS カバーを留めるネジはかなり出っ張るため、バッグの中に入れるとひっかかりがちだ
LCD15HCC-IPS 工具なしで外せるのはプラスだが、外す機会自体があまり多くなく、メリットと言えるのかは微妙だろう

 続いて、ユニークな付属品をチェックする。

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