Appleは6月7日(米国太平洋時間)のWWDC 2021において、スマートホーム向けプラットフォーム「HomeKit」の新機能を発表した。同社では、Appleデバイスを簡単に相互活用できること、プライバシーを保護し、安全を保つことが重要であり、それに基づいて素晴らしい機能を提供するとアピールした。
この秋からは、iPhoneやApple Watchで玄関の鍵を解除する「Home Key」が提供されたり、SharePlay機能を生かして、FaceTimeで友人と同期しながらApple TVのコンテンツを同時に楽しめたり、友人が話題にしているものを分かりやすく表示する「あなたと共有」(Shared with You)機能、「メンバー全員」機能がApple TVアプリに登場する。
また、ハンズフリーでHomePod miniのSiriにApple TVでコンテンツ再生を頼んだり、HomePod miniをApple TV 4Kのスピーカーとして選べるようになったり、HomePod miniが出荷されている地域でユーザーごとの音声認識を実現するとした。
5月に米CSA(Connectivity Standards Alliance、旧称Zigbee Alliance)がスマートホームの相互運用規格である「Matter」を策定したが、対応アクセサリーはホームアプリで操作できるようになる
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.