Lenovoは6月23日(ヨーロッパ中央時間)、13.3型ノートPC「ThinkPad L13 Gen 2」「ThinkPad L13 Yoga Gen 2」にRyzen 5000シリーズAPUやRyzen PRO 5000シリーズAPUを搭載する「AMDモデル」を追加した。海外では8月から受注を開始する予定で、ヨーロッパにおける付加価値税込みの価格はL13が649ユーロ(約8万5900円)、L13 Yogaが749ユーロ(約9万9200円)となる。
ThinkPad Lシリーズは、ThinkPadのメインストリーム(普及帯)を担う製品である。ThinkPad L13 Gen 2はクラムシェルタイプ、ThinkPad L13 Yoga Gen 2はコンバーチブル式2in1タイプの13.3型モデルの第2世代に相当する。第11世代Coreプロセッサ(開発コード名:Tiger Lake)を搭載する「Intelモデル」は、2020年11月に発売済みだ。
搭載するCPUが異なることと、それに伴い一部仕様が変更されていること以外は、IntelモデルとAMDモデルの仕様は共通だ。
APU(GPUを統合したCPU)は、先述の通りRyzen 5000シリーズ/Ryzen PRO 5000シリーズとなる。メインメモリはDDR4-3200規格のオンボード実装で、最大16GBまで搭載できる。ストレージはPCI Express接続のSSDで、最大1TBまで搭載可能だ。
ポート類は、左側面にUSB 3.0 Type-C端子×2、イーサネット拡張コネクター2(※)、USB 3.0 Type-A端子、イヤフォン/マイクコンボジャックを、右側面にmicroSDメモリーカードスロット、USB 3.0 Type-A端子とHDMI 2.0出力端子を備える。USB 3.0 Type-C端子はDisplayPort出力とUSB Power Delivery(USB PD)による電源入力を兼ねている。
無線通信はWi-Fi 6(IEEE 802.11ax)とBluetooth 5.1に対応する。ボディーカラーはブラックとシルバーを取りそろえる。
(※)別売のアダプターを用意することで有線LANポートとして利用可能
ディスプレイパネルの仕様は複数用意される。最上位構成では、フルHD(1920×1080ピクセル)のタッチ操作対応パネルを搭載可能だ。
ディスプレイの上部には、HD(1280×720ピクセル)の物理シャッター付きWebカメラがある。オプションで赤外線(IR)撮影ユニットも搭載すれば、Windows Helloの顔認証に利用できる。指紋センサーを搭載する構成は、Windows Helloの指紋認証にも対応する。
ボディーサイズは約311.5(幅)×219(奥行き)×17.6(厚さ)mmで、最軽量構成の重量は約1.38kgとなる。
ディスプレイパネルは、タッチ操作とペン入力に対応するフルHD(1920×1080ピクセル)を搭載する。充電式ペンが付属する構成では、本体右側面に充電可能なペンホルダーが用意される。
ディスプレイの上部には、HD(1280×720ピクセル)の物理シャッター付きWebカメラがある。オプションで赤外線(IR)撮影ユニットも搭載すれば、Windows Helloの顔認証に利用できる。さらにオプションで、キーボード上部にアウトカメラを付けることも可能だ。指紋センサーを搭載する構成は、Windows Helloの指紋認証にも対応する。
ボディーサイズは約311.5(幅)×219(奥行き)×17.6(厚さ)mmで、最軽量構成の重量は約1.43kgとなる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.