Google ドライブをNASにまるごとバックアップ! 設定手順は? 注意するポイントをチェックしたアカウントがBANされても安心?(2/3 ページ)

» 2021年07月21日 12時00分 公開
[山口真弘ITmedia]
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Google ドキュメントは「Office形式への変換」が必須

 ところで、Google ドライブのバックアップを行う場合、気をつけておかなくてはならないことがある。それはドキュメントの形式だ。

 Google ドキュメントやスプレッドシートのデータは、単純にファイルとしてダウンロードしたところで、内部にデータは含まれていない。ダブルクリックをすると、ブラウザでGoogle ドキュメントが表示されるという、実質的なショートカットだ。ファイルサイズが1KBしかないので、バックアップしたファイルをチェックしていれば、おかしいことにすぐ気づくはずだが、そのままだと有事の際に絶望することになる。

 そのためには、ダウンロードの設定で「Google オンラインドキュメントをMicrosoft Officeまたはjpegフォーマットに変換します」という欄にチェックを入れておく。これにより、汎用(はんよう)のMicrosoft Office形式に変換したのち保存されるようになるので、バックアップとしての目的を果たせるようになる。

Google ドライブ バックアップ バックアップしたGoogle スプレッドシートのデータをよく見ると、サイズが1KBしかない。実はこれはただのショートカットで、ファイルの中身はバックアップされていない
Google ドライブ バックアップ タスク設定の画面で「Google オンラインドキュメントをMicrosoft Officeまたはjpegフォーマットに変換します」にチェックを入れる
Google ドライブ バックアップ これにより、Google スプレッドシートのデータが、Excelのワークシートとして保存されるようになる(この画面では両形式が混じっている)

ASUSTOR NASでの設定手順は?

 次はASUSTORについて見ていこう。

 クラウドデータのバックアップには「DataSync Center」を使用する。手順は前述のSynologyとほぼ同じで、クラウドサービスとして「Google ドライブ」を、同期タイプとして「Google ドライブからNASへ(1方向)」を選択した後、同期対象のフォルダー、保存先のNAS上のフォルダーを選択して、設定を完了させることで、NASにGoogle ドライブのデータがバックアップされるようになる。Office形式への変換オプションももちろん用意されている。

 ちなみに、リモートファイルを削除した場合でもローカルファイルをそのまま残す設定も可能だ(Synologyにも同様の項目がある)。うっかりミスでGoogle ドライブ上のファイルを削除した場合に復元の助けとなるはずだが、頻繁にファイルが入れ替わっている場合、ローカルのバックアップの容量がどんどん肥大していく可能性もある。安全性を優先するならオンに、容量に制限があるならオフにしておくとよいだろう。

Google ドライブ バックアップ App Centralから「DataSync Center」をインストールして開く
Google ドライブ バックアップ クラウドサービスでGoogle ドライブを選ぶ
Google ドライブ バックアップ 同期タイプとして「Google ドライブからNASへ(1方向)」を選択する
Google ドライブ バックアップ 同じ画面で、リモートファイルを削除してもローカルファイルを削除しない設定があるのでチェックを入れる。またその直下にある、Office形式への変換についてもチェックを入れる
Google ドライブ バックアップ Google ドライブ内のどのフォルダーを対象とするかも指定できる
Google ドライブ バックアップ NAS上のどのフォルダーに保存するかを指定して「次へ」をクリック
Google ドライブ バックアップ 同期はリアルタイムで行われるが、無効にする時間をスケジュール指定できる。トラフィックの少ない時間帯にのみ同期するといった使い方も可能だ
Google ドライブ バックアップ 同期するファイルを拡張子単位で選択する設定も行える
Google ドライブ バックアップ 確認したら「終了」をクリック
Google ドライブ バックアップ 同期開始。「451ファイルが同期されていません」とあるが、これは「現在同期中、残りは451ファイルです」という意味で、ニュアンスが伝わりにくい

 最後にQNAPのNASを見ていこう。

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