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» 2021年07月30日 12時00分 公開

2560×1080ピクセル/75Hzの34型ウルトラワイド液晶「34WP550-B」でビデオ会議や日々の作業が快適に(1/5 ページ)

在宅ワークでの生産性向上手段として、デュアルディスプレイの導入が注目を集めている。その効果をさらに高める手段の1つが、ウルトラワイドディスプレイだ。LGの「34WP550-B」を試した。

[雪城あさぎ,ITmedia]

 LGエレクトロニクス・ジャパン(LG)の34型液晶ディスプレイ「34WP550-B」は、アスペクト比21:9で、フルHD(1920×1080ピクセル)を横に引き延ばした2560×1080ピクセルの画面解像度を備える。

 ワイドな画面の魅力は、アスペクト比16:9のディスプレイと比べてウィンドウを配置できるスペースが広く、16:9のディスプレイを2枚置くより物理的なスペースが少なくて済むという点だ。一目見るとボディーの大きさが気になるものの、実際に導入すると接続ケーブルやディスプレイスタンドが1つで済むため、物理的な作業スペースを広げられることに気がつく。

LG 34WP550-B LGエレクトロニクス・ジャパンの34型ウルトラワイド液晶ディスプレイ「34WP550-B」

 2020年に新型コロナウイルス感染症の感染が拡大してからテレワークの導入も増え、在宅ワークやリモートオフィス勤務での使用を想定した製品も増えている。今回試す34WP550-Bも、長時間の作業向けに「ブルーライト低減モード」や画面のチラつきを抑える「フリッカーセーフ」機能を備えており、自宅での作業環境を便利にできる製品だ。

 視野角が広いIPS方式のパネルを採用し、さまざまな角度から見ても色鮮やかな表示を見られ、画像編集やDTP作業にも向いている。実売価格は税込みで3万7000円前後と、かなりこなれてきている。

LG 34WP550-B 2560×1080ピクセルの大画面で迫力がある
LG 34WP550-B ベゼル幅は上/左右ともに約8mm、下部も20mmと狭く没入感を得やすい。外周の縁幅は約1.5mmだ

フルHD解像度を横に伸ばした34型ウルトラワイド画面

 まず外観だが、本体サイズはスタンド込みで約817(幅)×260(奥行き)×458〜568(高さ)mmだ。110mmの高さ調整に対応し、下に5度、上に20度のチルトに対応する。左右のスイ−ベルには非対応だ。

 パネル表面は非光沢で、視野角は上下/左右ともに178度と広く、ディスプレイ中央から端を見ても画面が暗くならない。HDR10をサポートするが輝度は250ニトと控えめで、応答速度は5ms(Gray to Gray、応答速度「Faster」設定時)、コントラスト比は1000:1となっている。

 垂直リフレッシュレートは56〜75Hzで、AMD FreeSync対応GPUでFreeSyncを適用した状態だと40〜75Hzとなる。FreeSyncを使えば映像のチラつきやカクつきが低減され、滑らかな映像表示が可能となる。

LG 34WP550-B 高さを最大(約568mm)にした状態
LG 34WP550-B こちらは最も低い(約458mm)にした状態
LG 34WP550-B 上方向に20度チルトした状態
LG 34WP550-B 下方向に最大5度傾けられる

 ディスプレイ単体の重量は約4.94kgで、スタンド込みの重量は約6.8kgある。近いサイズの他社製品と比べるとかなり軽量で、パッケージから取り出して組み立て、持ち運ぶのも容易に行えた。

 スタンド底部は半月型で専有面積が少なく机上を効率的に使えるものの、OSDメニューを操作するディスプレイ底面にあるジョイスティック動かすとぐらつくため、可能であればスタンドを外すと現れる100mm×100mmのVESAマウントを活用し、頑丈なアームを取り付ける方がいいかもしれない。

LG 34WP550-B ディスプレイに付属するスタンドとケーブル類。スタンドは直径約50mmで若干心もとない。付属のACアダプターはコンパクトだが電源ケーブルは3ピンタイプだ
LG 34WP550-B スタンドをはめ込む部分にVESAマウント(100mm×100mm)がある。ネジはマウントの固定に流用できる

 続いて、インタフェース回りを見ていく。

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