今週、電源ユニットで異彩を放っていたのは、FPSから登場した「Twins PRO 700W」だ。価格は6万円弱(税込み、以下同)となる。
80PLUS GOLD認証を受けた定格700Wの電源モジュールを、左右に収納するリダンダント(冗長型)のATX電源で、どちらかのモジュールが故障した際も安定した給電が行える仕組みになっている。片方のモジュールが故障した際は、ホットスワップで新しいモジュールに付け替えられる。
リダンダント電源はブレードサーバなどで採用されているが、一般的なATX電源と置き換えられる製品は珍しい。
入荷したオリオスペックは「自作マシンでサーバを組んでいる人や、監視カメラやチューナーにつないで連続録画している人など、電源供給を止めたくない人に刺さる製品かなと思います。ニッチすぎて不安ですけど、取り扱いを始めました」と話していた。
なお、電源モジュール単品を扱う予定は今のところないという。
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