Lenovoは9月8日(米国太平洋夏時間)、Androidタブレット「Lenovo Tab P12 Pro」「Lenovo Tab P11 5G」と、完全ワイヤレスイヤフォン「Lenovo Smart Wireless Earbuds」を発表した。発売予定時期は、製品によって異なる。
なお、これらの製品の日本における展開は未定だ。
Lenovo Tab P12 Proは、12.6型のハイエンドタブレットで、Sub-6(6GHz以下の帯域)の5G通信に対応するモデルも投入される。想定販売価格はWi-Fiモデルが609.99ドル(約6万7000円)から、5Gモデルが税別899ユーロ(約11万7400円)からとなる(※1)。
(※1)5Gモデルは米国での発売予定がない
SoC(プロセッサ)はQualcommの「Snapdragon 870」を搭載する。メインメモリと内蔵ストレージの容量の組み合わせはモデルによって異なるが、最上位構成は「メインメモリ8GB+ストレージ256GB」となる。OSはAndroid 11をプリインストールする。
ディスプレイは12.6型有機ELで、解像度は2560×1600ピクセル(アスペクト比16:10)、最大リフレッシュレートは120Hzとなる。Dolby VisionとHDR10+規格のHDR(ハイダイナミックレンジ)表示にも対応する。タッチ操作とペン操作も可能だが、ペンは別売となる。スピーカーはJBLが監修したものを4基搭載しており、Dolby Atomsによるサラウンド再生にも対応する。
外部接続端子はUSB Type-Cで、USB Power Delivery(USB PD)による急速充電(最大45W)にも対応する。バッテリー容量は1万200mAhだ。
無線通信はWi-Fi 6(IEEE 802.11ax)とBluetooth 5.2に対応し、先述の通り5GモデルではSub-6の5G通信も利用できる。本体重量は565gとなる。
Lenovo Tab P11 5Gは、11型タブレット「Lenovo Tab P11シリーズ」に新たに加わるモデルで、その名の通りSub-6の5G通信に対応している。米国での販売予定はなく、ヨーロッパにおける想定販売価格は税別499ユーロ(約6万5100円)からとなる。
SoCはQualcommの「Snapdragon 750G」を搭載する。メインメモリと内蔵ストレージの組み合わせはモデルによって異なるが、最上位構成は「メインメモリ8GB+ストレージ256GB」となる。OSはAndroid 11をプリインストールする。
ディスプレイは11型有機ELで、解像度は2560×1600ピクセル(アスペクト比16:10)となる。Dolby VisionとHDR10規格のHDR表示にも対応する。タッチ操作とペン操作も可能だが、ペンは別売となる。スピーカーはJBLが監修したものを4基搭載しており、Dolby Atomsによるサラウンド再生にも対応する。
外部接続端子はUSB Type-Cで、USB Power Delivery(USB PD)による急速充電(最大20W)にも対応する。バッテリー容量は7700mAhだ。ボディーカラーはStorm Grey、Moon White、Modernist Tealの3つを取りそろえる。本体重量は565gとなる。
Lenovo Smart Wireless Earbudsは、Windows PCやAndroid端末での利用を想定したワイヤレスイヤフォンだ。米国では一部の量販店で2021年第3四半期(≒9月中)の発売を予定しており、想定販売価格は99.99ドル(約1万1000円)となる。
イヤフォン部には11mmのダイナミックドライバーを搭載しており、片側3基(計6基)のマイクを活用したアクティブノイズキャンセリング機能も搭載している。タッチセンサーを使った各種コントロールにも対応している。IPX4等級の防水性能も備える。
接続はBluetooth 5.0規格で、最大2台のデバイスとペアリングできる。駆動時間はケースバッテリーを併用した場合で最長28時間、イヤフォン単体で最長7時間(アクティブノイズキャンセリング無効時)となる。カラーはWhiteとBlackを用意している。
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