モバイルディスプレイにもなる13型Androidタブレット「Yoga Tab 13」の実用性をチェックしたモバイルディスプレイの道(1/3 ページ)

» 2021年08月18日 12時00分 公開
[山口真弘ITmedia]

 レノボ・ジャパンの「Yoga Tab 13」は、13型のディスプレイを備えたAndroidタブレットだ。通常のタブレットとして使えるだけでなく、本体側面に用意されたHDMIポートからノートPCにケーブルを接続することで、外部ディスプレイとしても使えるのが特徴となる。

 Androidタブレットとモバイルディスプレイの2WAYで使えるこの製品、メーカーから機材を借用できたので、モバイルディスプレイとしての機能を中心に、レビューをお届けする。

Yoga Tab 13 レノボ・ジャパンのAndroidタブレット「Yoga Tab 13」。ボディーサイズは約293.4(幅)×204(奥行き)×6.2〜24.9(厚さ)mmある

Androidタブレットがモバイルディスプレイに変身

 まずはざっと仕様を見ていこう。画面サイズは13型で、解像度は2160×1350ピクセル(196ppi)ある。タブレットとしてはともかく、モバイルディスプレイとしては十分すぎるほど高解像度だ。

 液晶はIPS方式で、光沢仕様を採用している。タブレットとしては10点マルチタッチに対応するが、モバイルディスプレイとして利用する場合は、ノートPCとの間はHDMIでの接続になるため、タッチ操作には対応しない。詳しくは後述する。

 本製品は、背面下部に折りたたみ式のキックスタンドを備えている。このキックスタンドはほぼ180度展開でき、フックなどにぶら下げて使うこともできる。形状は製品によって異なるものの、同社のYOGA Tabletシリーズで代々引き継がれている意匠だ。

Yoga Tab 13 モバイルディスプレイとして利用できるが、本来はAndroidタブレットだ
Yoga Tab 13 背面。ワイヤー形状のキックスタンドが本体に取り付けられている
Yoga Tab 13 横から見たところ。シリンダー状の突起はYOGA Tabletシリーズに共通する意匠だ
Yoga Tab 13 キックスタンドは完全に折りたたむことができる
Yoga Tab 13 最大180度まで展開させられる。フックを使ってつるすことも可能だ

 本体の左側面にはmicroHDMIポートがあり、ここからデバイスに接続することで、モバイルディスプレイとして利用できる。出力ではなく入力専用というのが面白い。

 右側面には電源ボタンと音量ボタンに加えてUSB Type-Cポートがあるが、モバイルディスプレイとしての接続時は、電源供給にのみ利用できる。こちらを使っても、モバイルディスプレイとしての接続には対応しないので要注意だ。

 もっとも、モバイルディスプレイとしての利用時は、電源は本体のバッテリーを用いるのが一般的だろう。本製品はもともとタブレットということもあり、バッテリーは1万mAhとかなりの大容量で、駆動時間も最長12時間と長い。これならばUSB Type-Cポートから給電せずに、長時間の利用が可能だ。

 本製品は、Dolby Atmosに対応した4つのスピーカーを内蔵するなど、オーディオ性能に注力している。これらのスピーカーは、モバイルディスプレイとして使う場合も利用が可能だ。

Yoga Tab 13 左側面にはmicroHDMIポートを搭載する。出力ではなく入力専用で、モバイルディスプレイとして使う場合はこのポートを使う
Yoga Tab 13 右側面にはUSB Type-Cポートを備える。モバイルディスプレイとして使う場合は、給電にのみ利用でき、映像信号の伝送には対応しない
Yoga Tab 13 上から見たところ。上面左右にスピーカーがある
Yoga Tab 13 底面。こちら側にもスピーカーがある

 重量は公称で830g、実測では835gとかなりの重さだが、スタンドと一体化しており、かつバッテリーが内蔵されていることを考えると、そうヘビーなわけではない。13型クラスで軽さをアピールするモバイルディスプレイにありがちな、ボディーのひ弱さも感じない。

 付属品は、モバイルディスプレイとして使用するためのHDMIケーブルに加えて、USB Type-Cケーブル、さらにUSB Type-Cタイプの充電器などが付属する。保護ポーチなどは付属しないので、外出先に持ち出す場合は自前で調達する必要がある。

Yoga Tab 13 本体の重量は835gある。スタンド一体型、かつバッテリー内蔵と考えれば、専用のモバイルディスプレイと比べてもそう重いわけではない
Yoga Tab 13 付属品。ケーブルに加え、USB Type-Cの充電器や、USB Type-C→3.5mmのオーディオ変換用アダプターも付属する

 それでは、早速PCにつなげてみよう。

       1|2|3 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年06月27日 更新
  1. Apple製品が一斉値上げ、Mac Studioは9万円超も 主要モデルの新価格まとめ (2026年06月25日)
  2. 血管の健康状態も可視化! サブスク不要で「振動通知」を備えた意欲作のスマートリング「RingConn Gen 3」を試す (2026年06月25日)
  3. 手首の負担を減らす“逆チルト”が秀逸! Razer初の多機能エルゴキーボード「Pro Type Ergo」はオフィスの救世主に (2026年06月26日)
  4. Gemini搭載「Google Home スピーカー」は買いか? 6年ぶりの新モデルを試して分かった賢さと課題が見え隠れする“次世代機”の現在地 (2026年06月24日)
  5. 実売2000円台とコスパ最強だけど玄人向け? 断線や充電専用ケーブルも一目で判明するXYZA「USB-C CABLE CHECKER 2」の実力 (2026年06月26日)
  6. 8980円の「SwitchBot 屋外パンチルトカメラ5MP」を試す 約500万画素で人物追跡、有線LAN接続も (2026年06月24日)
  7. 間もなく登場するWindows 11次期アップデート「26H2」で何が変わる? 2027年に向けたUI進化と高速化 (2026年06月23日)
  8. ビックカメラがBTOデスクトップPCの販売を開始 (2026年06月26日)
  9. AM4の勢いは止まらない!? 熱伝導シート付属の「Ryzen 7 5800X3D 10th Anniversary Edition」が登場 (2026年06月27日)
  10. カジュアルゲーマーの最適解になる? 日本HPのゲーミングノートPC「HyperX OMEN 15」のIntelモデルを試す (2026年06月25日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー