米Qualcommは1月19日(現地時間)、新プロセッサ「Snapdragon 870 5G」を発表した。昨年7月発表の「Snapdragon 865 Plus」のアップデート版に当たる。
同社は昨年12月に5nmプロセス製造のフラグシップ「Snapdragon 888」を発表済みだが、870 5Gは7nmプロセス製造で設計は865 Plusとほぼ同じ。クロックが3.2GHzになり、865 Plusより約3%高速化したという。
「OEMおよびモバイル業界の要件に対応するために設計した」としている。高性能だが高価格な888よりも、低価格で高性能のプロセッサを求める需要に対応するモデルと位置づけているようだ。
Snapdragon 870はMotorola、OnePlus、OPPO、Xiaomi、iQOOなどが採用し、第1四半期(1〜3月)中に搭載端末が登場する見込み。
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