Xiaomi、Snapdragon 888搭載「Mi 11」を1月に中国で発売 4000元から

» 2020年12月29日 10時46分 公開
[佐藤由紀子ITmedia]

 中国Xiaomi(小米科技)は12月28日(現地時間)、オンラインイベントを開催し、新フラグシップ端末「Mi 11」を発表した。2021年1月に中国で発売する。中国での販売価格は3999元(約6万3500円)から。

 xiaomi 1 「Mi 11」

 米Qualcommが1日に発表したプレミアム市場向けプロセッサ「Snapdragon 888 5G Mobile Platform」を搭載する最初の端末になる。Snapdragon 888はシングルチップに5Gモデム「Snapdragon X60」が統合されているため、先代に当たる「Snapdragon 865」よりもコストが低く、省スペースでもある。

 ディスプレイは6.81型のアクティブマトリクス式有機EL(解像度は3200×1440ピクセル)でリフレッシュレートは120Hz。ほぼベゼルレスでインカメラはピンホール式だ。ディスプレイ内に指紋センサーを搭載する(インカメラでの顔認証もサポート)。端末の前面と背面はガラス(背面が革製のモデルもある)でそれぞれ端がカーブしており、手に馴染みそうだ。

 xiaomi 2 ほぼベゼルレスで端がカーブした前面

 メモリは8GBか12GB、ストレージは128GBか256GB。アウトカメラは1億800万画素のメイン広角カメラ、500万画素の望遠、1300万画素の超広角の3台、インカメラは2000万画素の1台。

 xiaomi 3 アウトカメラは3台

 バッテリーは4600mAhで無線充電対応。米AppleのiPhone 12シリーズ同様に、環境保護の観点からACアダプターは同梱しない。サイズ/重量はガラスモデルは164.3×74.6×8.06ミリ/196グラム、革モデルは164.3×74.6×8.56ミリ/194グラム。色はガラスモデルはグレイ、ブルー、ホワイトの3色、革モデルはパープルとベージュの2色。

 xiaomi 4

 中国以外の地域での販売については発表されていない。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2025年12月06日 更新
  1. 飲食店でのスマホ注文に物議、LINEの連携必須に批判も 「客のリソースにただ乗りしないでほしい」 (2025年12月04日)
  2. NHK受信料の“督促強化”に不満や疑問の声 「訪問時のマナーは担当者に指導」と広報 (2025年12月05日)
  3. 「スマホ新法」施行前にKDDIが“重要案内” 「Webブラウザ」と「検索」選択の具体手順を公開 (2025年12月04日)
  4. 三つ折りスマホ「Galaxy Z TriFold」の実機を触ってみた 開けば10型タブレット、価格は約38万円 (2025年12月04日)
  5. 楽天の2年間データ使い放題「バラマキ端末」を入手――楽天モバイル、年内1000万契約達成は確実か (2025年11月30日)
  6. 「楽天ポイント」と「楽天キャッシュ」は何が違う? 使い分けのポイントを解説 (2025年12月03日)
  7. 楽天ペイと楽天ポイントのキャンペーンまとめ【12月3日最新版】 1万〜3万ポイント還元のお得な施策あり (2025年12月03日)
  8. ドコモが「dアカウント」のパスワードレス認証を「パスキー」に統一 2026年5月めどに (2025年12月05日)
  9. NHK ONE、簡単には「閉じられないメッセージ」表示へ 目的は“NHK受信料”の徴収 なぜ強引な仕様に? (2025年11月12日)
  10. 鉛筆デザインのiPad用スタイラスペン「Nelna Pencil」発売 物理ボタンに9機能を設定可能 (2025年12月03日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー