Lite版ではあるけれども、4つのカメラを携えて、auから登場したXiaomiの「Mi 10 Lite 5G」。KDDIが販売しており、価格は4万2740円(税込み)。
ミドルレンジでも4つのカメラが四角く並んでいて、なかなかいい仕事をしそうな面構えだが、その実力はいかに。4つもカメラを並べてそれぞれ何をしてるのか。その辺を探ってみたい。
最近のトレンドといえるかもしれない、4つのでかい穴が開いた四角いカメラ部。個人的にこのデザインは結構好き。
で、その内訳はどうなっているか。アップでよく見ると、レンズの大きさが結構違うのが分かる。
各カメラで撮りながら見ていこう。
約4800万画素でレンズはF1.8。26mm相当と最近のスマホカメラとしては一般的だ。通常の撮影では、4800万画素から1200万画素の画像を作っているので、ディテールの描写力が高くてよい。
設定はAIがオン、HDRが自動。デフォルトだとどっちもオフになっているのが不思議。HDRはオフの方がちょっとレスポンスがいい気がするから、オフでも分からないでもないけど、AIはデフォルトでオンにしておくべきなんじゃないかと思う。
で、写りだけど、ミドルレンジスマホとは思えないくらいすごくいい。青空はキリッとしているし、ディテールもシャキッとしているし、コントラストもいい感じだし、周辺部の画質劣化もちゃんと補正されていてキレイ。
4800万画素をフルに使いたいときは48Mモードに。AIやHDRは使えなくなるが、その分一番高画素な8000×6000ピクセルの写真を撮れる。
続いて2xの望遠……だが、望遠カメラは持たないので2x時はデジタルズームとなる。4つカメラが並んでいるので、1つは望遠っぽいのだが、そうじゃないのだ。
まあ普通に使う分には気にならない。
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