5G対応の「iPhone 12」登場 アルミニウムフレームに新アンテナを採用 5色から選べて8万5800円から

» 2020年10月14日 02時22分 公開
[井上翔ITmedia]

 Appleは10月13日(米国太平洋夏時間)、米クパチーノで開催したイベントにおいてiPhoneの新モデル「iPhone 12」「iPhone 12 mini」を発表した。発売は10月23日を予定しており、WebのApple Storeにおける販売予約は16日21時から受け付ける。日本における販売価格は8万5800円からとなる。日本では、NTTドコモ、au(KDDIと沖縄セルラー電話)、ソフトバンクからも発売される。

【更新:3時35分】詳細を追記しました

iPhone 12 iPhone 12
iPhone 12 ついに5G対応

概要

 iPhone 12は「iPhone 11」の後継モデルで、5G通信に対応する。日本ではNTTドコモ、au、ソフトバンクの5Gネットワークをサポートしている。ボディーカラーはブラック、ホワイト、PRODUCT(RED)、グリーンとブルーの5つを用意している。

 ボディー構造を見直し、6.1型のディスプレイサイズを保持しつつ、厚さを約11%、サイズを約15%、重量を約6%削減したという。具体的なサイズは約71.5(幅)×146.7(高さ)×7.4(厚さ)mmで、重量は約162gとなる。

 ディスプレイはSuper Retina XDR(有機EL)で、解像度は1170×2532ピクセルとiPhone 11比で約2倍になっている。HDR(ハイダイナミックレンジ)表示は「Dolby Vision」「HDR10」「HLG」といった規格に対応している。

カラー iPhone 12は5色展開
ディスプレイ iPhone 12のディスプレイは有機ELに。解像度も向上した
サイズを維持 ディスプレイサイズを維持しつつ小型軽量化

 5G通信は、Sub-6(6GHz以下の帯域)に加えて、一部の国・地域ではミリ波(mmWave:30GHz前後の帯域)による通信にも対応する。下り最大通信速度(理論値)は3.5Gbps(米Verizon Mobileでは4Gbps)となる。通信状況に応じて5GとLTE(4G)を自動で切り替えることでバッテリー持ちを改善する機構も備える。

 プロセッサはiPad Air(第4世代)と同じ「A14 Bionicチップ」を搭載する。Appleでは「現存するスマートフォン用プロセッサよりも最大で50%高速」としており、iPhone 11が搭載していた「A13 Bionicチップ」と比較しても特に機械学習用の「Neural Engine」が強化されている。

A14 Bionic プロセッサは「A14 Bionic」に
5G 5Gに対応するキャリア。日本からはNTTドコモ、au、ソフトバンクの名前がある

 アウトカメラは1200万画素/F2.4の「超広角」と1200万画素/F1.6の「広角」のデュアル構成となっている。広角カメラは光学式手ブレ補正機構も備えている。センサーも改良することで暗所撮影にも強くなっているという。夜景撮影に最適な撮影モードも備える。

 インカメラは1200万画素/F2.2のシングル構成だが、「Face ID」(顔認証)用に用意された赤外線カメラユニット(TrueDepthカメラ)を使ったポートレート撮影にも対応する。

超広角 アウトカメラは超広角カメラと……
広角 広角カメラのデュアル構成。広角カメラには光学式手ブレ補正機構も備えている
暗所撮影 暗所撮影も強化している

 非接触充電にも対応している。Apple独自の「MagSafe」機構で位置合わせも簡単だという。オプションの純正ケースもこの機構に対応したものが新たに用意される。

MagSafe 非接触充電には「MagSafe」を採用。NFCアンテナは、装着したアクセサリーの識別に用いる
ポケット 純正アクセサリーにはMagSafeがあることを前提としたものも用意

 従来のiPhoneにはLightningケーブル、ACアダプターとEarPods(Lightning接続のイヤフォンマイク)が付属していたが、iPhone 12からは「環境保護の観点」からACアダプターとEarPodsの付属を取りやめる。必要な場合は、オプション品として購入しよう。

 なお、LightningケーブルはUSB Type-Cコネクターを持つものに変更されている。この点にも注意が必要だ。

薄い箱 付属品が削減された影響で、パッケージも薄型化。これも環境保護につながるようだ。なお、日本国内のキャリアは長年、原則として端末にACアダプターを付属しない取り組みを続けている
iPhone 12 iPhone 12に付属するUSBケーブルはUSB Type-Cコネクターを持つタイプに変更される。使う環境によっては注意が必要となる

直販価格

 iPhone 12のストレージは64GB、128GB、256GBの3種類が用意される。それぞれのApple直販価格(税別)は以下の通りだ。

  • 64GB:8万5800円
  • 128GB:9万800円
  • 256GB:10万1800円

兄弟機「iPhone 12 mini」も登場

 iPhone 12には、画面サイズを5.4型とした「iPhone 12 mini」という派生モデルも用意される。ボディーサイズの違いとバッテリー容量を除けば、基本的な仕様はiPhone 12と同一だ。Apple直販価格(税別)は以下の通り。

  • 64GB:7万4800円
  • 128GB:7万9800円
  • 256GB:9万800円

 詳しくは、個別の記事を参照してほしい。

兄弟 iPhone 12 mini(手前)は、サイズとバッテリー容量以外の基本的仕様がiPhone 12(奥)と同一となる

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年07月08日 更新
  1. 「納品できない」──ギガファイル便で障害 運営元「ドメイン変えます」と暫定措置 (2026年07月06日)
  2. UQ mobile「コミコミプランバリュー」にクレカ割を導入したワケ 背景にahamoとY!mobileの“板挟み”も (2026年07月04日)
  3. mineoのオプテージが「携帯電話番号」の割り当てを受ける 「音声フルMVNO実現」に向けて大きな一歩 (2026年07月06日)
  4. 「撮り鉄」動画SNSで物議 駅員が「下がって」と制止も、スマホでの撮影に夢中 (2026年07月07日)
  5. JR東日本「分かりにくい」新幹線券売機を改善へ なぜ、スマホではなく「駅での最短1分購入」を実現? (2026年07月04日)
  6. アメックスが「プラチナ・カード」を刷新、10万円航空券クーポンや高級ホテル特典など ただし“年間500万円”の壁も (2026年07月06日)
  7. Suica、JRE POINTのキャンペーンまとめ【7月5日最新版】 最大1万ポイント還元や新幹線35%オフなど (2026年07月05日)
  8. 【ワークマン】499円の「デイリーアンカーサコッシュ」 “見せる収納”もできるメッシュポケット付き (2026年07月07日)
  9. ソフトバンクが「SoftBank Free Style」でオープン市場に挑む理由 キャリアモデルの“登竜門”になるか? (2026年07月07日)
  10. アップルがMacBook、iPadなどをついに値上げ――値上げを見送ったiPhoneのXデーはいつなのか (2026年07月05日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー