11月11日、予定通りにDSP版Windows 11の販売がスタートした。
LANカードやUSBカード、メモリなどとのセット価格は、Windows 11 Proが2万1000円弱から2万2000円弱、Windows 11 Homeが1万6000円弱から1万7000円弱となっている(税込み、以下同様)。併売のDSP版Windows 10との価格はショップによって高低が異なるが、±1000〜2000円程度だ。
従来のWindows新バージョン登場時にあるような販売イベントを実施するショップはなく、来店者からの反響も薄いようだ。あるショップで「予約販売していましたが、販売数はどちらもゼロでした」との声を聞けば、別のショップでは「そよ風程度かと予想していましたが、思ったよりも無風でした」とのコメントも耳にしたりした。
背景としては、Windows 10からの無料アップグレードを既に実行していたり予定していたりする人が多いことや、アップグレード後のメリットがまだ見えにくいことを挙げるショップが多かった。「取り立てて目玉となる何かがないんですよ。新規にマシンを組むにもいろいろ品薄ですし、動機が作りづらい」(某ショップ)との評もある。
一方で、「まだメドは見えていませんが、パッケージ版が登場したら動き出すのでは」(ドスパラ秋葉原本店)という期待の声もある。今後の動向に注視したい。
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