実売6000円台のXiaomi「Mi スマートスピーカー」を試して分かったこと(2/3 ページ)

» 2021年12月10日 12時00分 公開
[渡辺まりかITmedia]

まずはGoogle Homeとの連携設定から

 Androidスマホを持っているものの、これまでGoogle Homeを使っていなかった筆者。そもそも、少し気恥ずかしくもあって、「OK、Google」と発話することさえほとんどない。と言っていても始まらないので、まずはGoogle Homeアプリをインストールし、Googleアカウントを連携させる。次いで、Google HomeにMi スマートスピーカーを登録する。

 なお、Mi スマートスピーカーはAndroid 4.4以降およびiOS 9以降のスマホで利用できる。

 連携方法は非常に簡単だ。Google Homeアプリのホーム左上にある「+」アイコンをタップすると「追加と管理」画面が表示される。一番上にある「デバイスのセットアップ」をタップしよう。すると、デバイスとサービスのどちらをGoogle Homeに追加するかをたずねてくるので、「新しいデバイス」をタップする。

Xiaomi Mi スマートスピーカー デバイスもスマートホームサービスのアカウントも、Google Homeに追加する場合はホーム画面の左上にある「+」アイコンをタップすればよい

 続いて、デバイスを使う場所を指定するようにうながされるので、既定値の「我が家」のまま「次へ」進む。すると、デバイスの検出中と表示され、ほどなくして「Mi Smart Speakerが見つかりました」と表示される。「はい」をタップすると「Connect to device」とダイアログボックスが表示されるので「接続」をタップしよう。

Xiaomi Mi スマートスピーカー デバイスの検出には大して時間がかからないが、うまくいかない場合は、いったんMi スマートスピーカーの電源をオフ(プラグを抜く)にして、Google Homeアプリも再起動させた上で再度行う

 しばらくすると、Mi スマートスピーカーから音が流れるので、確認後「音は聞こえましたか?」で「はい」を選ぶ。

 次に「Mi Smart Speakerの機能向上にご協力ください」という画面が表示される。ここは任意のものを選ぼう。次の画面で「このデバイスを使う場所」を選ぶ。仕事中に使うことが多いため、「オフィス」をタップして次へ進んだ。

Xiaomi Mi スマートスピーカー 「デバイスを使う場所」として「オフィス」を選んだが、それがそのまま、当該Mi スマートスピーカーを識別する名前となった

 続いては、Mi スマートスピーカーとWi-Fiの接続だ。自宅のアクセスポイントを選び、スマホ内に保存しているパスワードをそのまま利用して、Wi-Fi設定を完了させる。Wi-Fiは2.4GHz帯だけでなく、5GHz帯もサポートしている。

Xiaomi Mi スマートスピーカー スマホに保存してあるWi-Fiルーター(アクセスポイント)のパスワードが、自動的に転用されるのが不安な人は、「手動で入力」することも可能だ

 Googleアシスタント関連の設定では、注意事項を読み終わったら「次へ」をタップし、音楽や動画サービスのリンク、電話として使いたい場合は「音声通話を使ってみる」で「続行」を選ぶ。筆者は、次の「家族共有の連絡先の追加」とともに「後で」を選択した。

Xiaomi Mi スマートスピーカー このあたりは、他のGoogleアシスタント built-in スピーカーと同様だ

 「最新情報をお届け」では「閉じる」を、「あと少し」画面でセットアップされた内容を確認して「続行」をタップ。これで、設定が完了し使えるようになった。

Xiaomi Mi スマートスピーカー 最新情報を届けてもらうように登録しておけば、Google アシスタントに追加されたスキルなどをいち早く知ることができる

スマート家電を登録してコントロール

 せっかくMi スマートスピーカーが使えるようになっても、Google Homeにコントロールしたいデバイスが登録されてなければ意味がない。そこで、既存のスマート家電を登録していく。最も多く使っているのが「+style」の製品群なので、Google Homeアプリで追加していこう。

 先ほど同様、Google Homeアプリのホーム左上にある「+」アイコンをタップし、「デバイスのセットアップ」「Googleと連携させる」の順に進める。

 連携可能なスマートホームのサービスは恐ろしいほど大量にあるので、検索した方が早い。なお、+styleは「+」が先頭文字列なのに「+HomeHome」の次に表示されていない。これは、登録名称が「プラススタイル」とカタカナだからだ。そのため、「プラススタイル」と入力して設定していく。なお、シャープのエアコンをコントロールする「COCORO HOME」はそのまま英文字で検索すれば見つけられる。

Xiaomi Mi スマートスピーカー ここではキャプチャ画像を省略したが、「Googleと連携させる」をタップするとスマートホームサービスのリストが表示される。手動で探すのは手間がかかるので検索しよう。ただし、今回の「プラススタイル」のように、英数記号で登録してあるのか日本語で登録してあるのか不明なこともあるので、片方で見つからなければ他方を試す必要がある

 どちらも、アカウント情報を入力して、Google Homeとリンクさせる。

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