最後にバッテリーの持ちについて調べていこう。Battery reportによるとバッテリーの容量は約47.4Whだった。待機時は10W程度、先ほど挙げたDEATH STRANDINGをプレイしていたときは35W程度の消費電力だったので、計算上は1.353時間使えることになる。
実際にPCMark 10の「Battery Profile」でも「Gaming」では1時間37分となっており、ゲームをする際には長時間の連続使用は無理そうだ。オフィスアプリであれば4時間半〜5時間半の利用は可能という結果になっている。
これまで見てきたように、AYA NEO 2021はゲームマシンとしてのパワーもあり、AAAタイトルを遊ぶのには十分な性能を備えたモデルであると言える。解像度が低いところを気にするかもしれないが、このマシンパワーで重めのグラフィックスを動かすためには必要な割り切りだろう。解像度が低いからといって画面が粗く見えるわけでもなく、常時持ち歩いてプレイするのには問題ない。
税込みで12万弱という価格に二の足を踏んでしまうかもしれないが、このサイズで多彩なPCゲームが遊べると考えると夢が広がる。別途専用のクレードルも用意(直販サイトで1万890円)されているので、これに液晶ディスプレイとキーボード、マウスを追加すれば、省スペースPCとしても活用できる。オン/オフいずれにも活躍する1台として、注目の1台だ。
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