「HP ENVY Desktop PC」は、HPのプレミアムラインを担う「HP ENVY」ブランドのデスクトップPCで、クリエイターの利用を想定したパワフルな構成でありながら洗練されたデザインのボディーを備えることが特徴だ。2022年春の発売を予定しており、価格は発売時期に近づいたら改めて発表するという。
CPUはデスクトップ向けの第12世代Coreプロセッサで、最上位構成ではCore i9-12900Kを搭載できる。メインメモリはDDR4-3200規格で、最大128GB(32GB×4)まで増設可能だ。グラフィックスカードはNVIDIAのGeForce RTX 30シリーズかAMDのRadeon RX 6000シリーズから選択可能だ。ストレージはSerial ATA接続のHDDとPCI Expless接続のSSDを搭載できる。電源は構成に応じて500W、600W、800Wのいずれかが装着される。
ポート類は、本体正面上部にマイクジャック、イヤフォン/マイクコンボジャック、SDメモリーカードスロット、USB 3.0 Type-C端子とUSB 3.0 Type-A端子×3を、背面にUSB 2.0 Type-A端子×2、USB 3.0 Type-A端子、USB 3.1 Type-A端子、USB 3.0 Type-C端子、USB 3.1 Type-C端子、Thunderbolt 4(USB4)端子、オーディオ入力ジャック、オーディオ出力ジャック、マイクジャックを備える。グラフィックスカード上にも各種映像出力端子が用意されている。
「HP Z2 Mini G9」は、HPのワークステーションブランド「Z by HP」から登場するコンパクトデスクトップワークステーションの新モデルだ。2022年春の発売を予定しており、価格は発売時期に近づいたら改めて発表するという。
CPUは「新世代のCoreプロセッサ」で、プロフェッショナル向けGPU「NVIDIA RTX」のロープロファイル版を内蔵することで「最もパワフルなコンパクトデスクトップワークステーション」を実現できたという。縦置きも可能で、大きなボディーのワークステーションを置くことが困難な場所でも運用しやすいことがメリットだ。複数台をラックに並べることも想定しているという。
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