ファーウェイ・ジャパン(華為技術日本)は3月18日、タブレットPC「HUAWEI MateBook E」の新モデルを発売する。公式ストアでの販売価格(税込み)は、Core i3モデルが8万8800円、Core i5モデルが13万9800円(キーボード付属)となる。
MateBook Eシリーズは、キーボードを用意することでデタッチャブル(キーボード着脱)式2in1ノートPCとしても利用できるタブレットPCだ。今回の新モデルは、3月3日(中央ヨーロッパ時間)にグローバル発表されたものの日本向け仕様となる。
CPUは第11世代Coreプロセッサ(開発コード名:Tiger Lake)で、Core i3モデルがCore i3-1110G4(2.5GHz〜3.9GHz、2コア4スレッド)、Core i5モデルはCore i5-1130G7(1.8GHz〜4GHz、4コア8スレッド)を搭載する。メインメモリ(LPDDR4x規格)とストレージの組み合わせは以下の通りとなる。
OSはWindows 11 Homeをプリインストールするが、Core i3モデルは「Sモード」が有効な状態で出荷される。Kingsoftの「WPS Office」のライセンスも付属する。
ディスプレイはタッチ操作とペン入力に対応する12.6型有機ELで、最大解像度は2560×1600ピクセルとなる。最大輝度は600ニト、最大コントラスト比は100万:1で、DCI-P3の色域を100%カバーし、ΔE値は1未満(自社測定値)に設定される。テュフライランド(TUV)の「フルケアディスプレイ 2.0」の認証も取得しており、ハードウェアベースのブルーライトカット/低フリッカー機能も備えている。
ペン入力は最大4096段階の筆圧検知に対応している。純正の「HUAWEI M-Pencil(第2世代)」は本体上部にマグネットで取り付け可能で、取り付けるとペアリングと充電も行える。HUAWEI M-Pencil(第2世代)の連続稼働時間は最長10時間だ。
カメラはイン(画面)側が約800万画素、アウト(背面)側が約1300万画素(AF対応)のセンサーを搭載している。内蔵マイクは4基構成で、AI(人工知能)ベースのノイズキャンセリングにも対応している。スピーカーは4基構成で、独自のオーディオ効果「HUAWEI Sound」に対応している。
ポート類はThunderbolt 4(USB4)端子とイヤフォン/マイクコンボ端子を備えている。Thunderbolt 4端子は、USB PD(Power Delivery)による電源入力とDisplayPort Alternate Modeによる映像出力にも対応している。無線通信はWi-Fi 6(IEEE 802.11ax)とBluetooth 5.1に対応している。
ボディーサイズは約286.5(幅)×184.7(高さ)×7.99(厚さ)mmで、重量は約709g(本体のみ)となる。
HUAWEI Smart Magnetic KeyboardとHUAWEI M-Pencil(第2世代)の直販価格(税込み)は以下の通りだ。なお、先述の通りHUAWEI Smart Magnetic Keyboardには1台付属する。
発売を記念して、HUAWEI MateBook Eの新モデルを購入した人の中から先着4000人に「CLIP STUDIO PAINT DEBUT」の1年間体験ライセンスがプレゼントされる(通常は最大3カ月間)。無料体験で気に入った場合は、有料で「CLIP STUDIO PAINT PRO/EX」にアップグレードすることも可能だ。
加えて、購入者全員に付与される特典として「画面破損サポート」を90日間が無料で利用できる。さらに、購入日から7日以内に直販サイトで手続きを行うと、画面破損サポートを税込み2700円で1年間に延長できる(通常は税込み6600円)。
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