自在に光り輝く天板を備えたゲーミングノートPC「ROG Zephyrus G14 GA402RK」の高い質感に驚く(3/4 ページ)

» 2022年04月22日 11時00分 公開
[マルオマサトITmedia]

さまざまな環境や用途に対応できるインタフェースを標準装備

 通信機能は、Wi-Fi 6対応の無線LANとBluetooth 5.1を標準で装備する。USBポートは、USB 3.2 Gen 2 Type-C(10Gbps)が2基、USB 3.2 Gen 1 Type-A(5Gbps)を2基、合計4基搭載している。

 USB Type-Cは2基ともディスプレイ出力(DisplayPort Alternate Mode 1.4)に対応し、左側面はUSB PD(Power Delivery、100W)による充電にも対応する。ディスプレイ出力としてはHDMI端子も備えており、新旧両方の環境にスムーズに対応できる内容だ。

 画面の上には、92万画素のWebカメラ、顔認証対応IRカメラ、3Dマイクも内蔵する。クリアな音声でのチャットを実現する、双方向AIノイズキャンセリング機能も装備している。

ROG Zephyrus G14 GA402RK 前面部に端子類はない
ROG Zephyrus G14 GA402RK 背面部には排気口もシャープなラインでデザインされている
ROG Zephyrus G14 GA402RK 左側面に電源入力、HDMI出力、USB 3.2 Gen 2 Type-C(DisplayPort Alternate Mode/USB PD対応)、ヘッドフォン/マイク兼用端子が並ぶ
ROG Zephyrus G14 GA402RK 右側面にはmicroSDメモリーカードスロット(SDXC対応)、USB 3.2 Gen 2 Type-C(DisplayPort Alternate Mode対応)、USB 3.2 Gen 1 Type-Aが用意されている
ROG Zephyrus G14 GA402RK テンキーレスのキーボードは、比較的クセの少ないキー配置になっている。実測で約19mmのキーピッチを確保し、タイプ感も良好だ。複数キー同時押しを正確に認識できる、Nキーロールオーバーにも対応する
ROG Zephyrus G14 GA402RK スピーカーはキーボード奥と底面に、それぞれ2基ずつ搭載するクアッド構成(1W×4)となる。低音もしっかり効いたサウンドを再生できる。Dolby Atmosにも対応しており、没入感のあるサラウンドサウンドを楽しめる
ROG Zephyrus G14 GA402RK キーボードバックライトも内蔵している。ゲーミングPCとしては光り方はやや控え目な印象だ
ROG Zephyrus G14 GA402RK ROGシリーズらしく、キーボード奥に4つのワンタッチボタンを並べる。音量調整やArmoury Crateの起動などを行えるが、割り当てを変更することも可能だ

ハイレベルのパフォーマンスを実証

 ここからは、ベンチマークテストの結果を見ていこう。評価機の構成は、Ryzen 9 6900HS(8コア16スレッド、3.3GHz〜4.9GHz)、メモリが32GB(DDR5-4800)、ストレージが1TB(PCI Express 4.0 x4)、グラフィックス機能がAMD Radeon RX 6800S(グラフィックスメモリは8GB)、OSがWindows 11 Homeだ。

 Armoury Crateで選べるパフォーマンスモードは、デフォルトのパフォーマンスを基本に、一部Turboモードでも行っている。

ROG Zephyrus G14 GA402RK Armoury Crateで、パフォーマンスモードを選択できる。今回は初期設定の「パフォーマンス」を基本に「Turbo」でもテストした

 CINEBENCH R23のCPUスコアは、パフォーマンスモードで12463ptsだ。Turboモードでは13741ptsと、さらに良いスコアが出た。後者のスコアは先代のTDP 45WモデルであるRyzen 9 5900HXと互角以上の性能が出ており、最新CPUならではの性能をしっかり引き出せていることが分かる。

 PCMark 10では、モードによる差は出なかったが、比較対象の旧世代ゲーミングノートPC(Core i7-9750H/6コア12スレッド、メモリ32GB、PCIe 3.0 x4 SSD、GeForce GTX 1650/4GB)を圧倒するスコアをマークしている。

ROG Zephyrus G14 GA402RK CINEBENCH R23のスコア(パフォーマンス)。最新の8コア16スレッドCPUならではの優秀なスコアといえる
ROG Zephyrus G14 GA402RK CINEBENCH R23のスコア(Turbo)。パフォーマンスモードに比べて、10%ほど良好なスコアが出た
ROG Zephyrus G14 GA402RK PCMark 10のスコア比較。旧世代のゲーミングノートPCを大きく上回っている。パフォーマンスとTurboではスコアが変わらなかったので、パフォーマンスの結果のみ表示した
ROG Zephyrus G14 GA402RK PCMark 10/Modern Office Battery Lifeのスコア。パフォーマンスモード、輝度50%で計測した。残り2%になるまで6時間38分動作した

 続いては、グラフィックス関連のテストだ。

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