通信機能は、Wi-Fi 6対応の無線LANとBluetooth 5.1を標準で装備する。USBポートは、USB 3.2 Gen 2 Type-C(10Gbps)が2基、USB 3.2 Gen 1 Type-A(5Gbps)を2基、合計4基搭載している。
USB Type-Cは2基ともディスプレイ出力(DisplayPort Alternate Mode 1.4)に対応し、左側面はUSB PD(Power Delivery、100W)による充電にも対応する。ディスプレイ出力としてはHDMI端子も備えており、新旧両方の環境にスムーズに対応できる内容だ。
画面の上には、92万画素のWebカメラ、顔認証対応IRカメラ、3Dマイクも内蔵する。クリアな音声でのチャットを実現する、双方向AIノイズキャンセリング機能も装備している。
ここからは、ベンチマークテストの結果を見ていこう。評価機の構成は、Ryzen 9 6900HS(8コア16スレッド、3.3GHz〜4.9GHz)、メモリが32GB(DDR5-4800)、ストレージが1TB(PCI Express 4.0 x4)、グラフィックス機能がAMD Radeon RX 6800S(グラフィックスメモリは8GB)、OSがWindows 11 Homeだ。
Armoury Crateで選べるパフォーマンスモードは、デフォルトのパフォーマンスを基本に、一部Turboモードでも行っている。
CINEBENCH R23のCPUスコアは、パフォーマンスモードで12463ptsだ。Turboモードでは13741ptsと、さらに良いスコアが出た。後者のスコアは先代のTDP 45WモデルであるRyzen 9 5900HXと互角以上の性能が出ており、最新CPUならではの性能をしっかり引き出せていることが分かる。
PCMark 10では、モードによる差は出なかったが、比較対象の旧世代ゲーミングノートPC(Core i7-9750H/6コア12スレッド、メモリ32GB、PCIe 3.0 x4 SSD、GeForce GTX 1650/4GB)を圧倒するスコアをマークしている。
続いては、グラフィックス関連のテストだ。
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