ASUS JAPANから登場した「ROG Strix G15 Advantage Edition G513QY」は、AMDの最新GPU「AMD Radeon RX 6800M」を搭載した15.6型ゲーミングノートPCだ。CPUもAMDのRyzen 9 5900HXで、AMDがプレミアムなゲーミングノートPCの基準としてうたう「AMD Advantage」に準拠する。ラインアップはCPUにRyzen 9 5900Xを搭載した1モデル(G513QY-R9RX6800)となるが、製品を入手したのでレビューしていこう。
本製品は、AMDが提唱するフレームワークのAMD Advantageに準拠するモデルだ。AMDによれば、日本初のAMD Advantage対応製品だという。
AMD Advantageは、Intelがモバイル向けでうたう「Intel Evoプラットフォーム」のAMDゲーミングノートPC版といったところで、ゲームの性能、ディスプレイの描画速度や表示品質、静粛性や発熱、起動速度なども含め、トータルでプレミアムなゲーミング体験ができることを示すものとなっている。
つまり、CPUとGPUが高性能というだけにとどまらず、ディスプレイやストレージ、キーボードなどを含め、システム全体レベルでゲーミング向けのこだわりが行き届いているということだ。早速、その内容を見ていこう。
ボディーは、現行のROG Strix Gシリーズを継承する。BMW DesignworksのDNAを受け継ぐインパクトのあるシャープで左右非対称なフォルム、こだわりのディテールが印象的だ。ゲーミングノートPCの中でもひときわ洗練されており、所有欲を刺激する要素といえるだろう。
具体的なサイズは、約354.9(幅)×259.9(奥行き)×22.69〜27.2(厚さ)mm、重量は約2.4kgだ。ROG Strix Gシリーズの2020年モデルから狭額縁化をさらに進め、画面占有率87%を達成し、従来比で約7%のフットプリントを削減している形だ。
90Whのバッテリーを内蔵しており、公称のバッテリー駆動時間は約11.8時間(JEITAバッテリ動作時間測定法Ver.2.0)となっている。
次に、内部システムをチェックしよう。
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