サードウェーブが運営するPCショップ「ドスパラ」は、2022年になっても新店ラッシュが相次いでいる。
ここ1年ばかりの流れを見ていくと、「ドスパラ松山環状枝松店」「ドスパラ盛岡都南店」「ドスパラ郡山安積店」「ドスパラ堺七道店」「ドスパラ鹿児島アクロスプラザ与次郎店」「ドスパラ姫路MEGAドン・キホーテ広畑店」と6店を数え、これ以外にもリニューアルなどを含めるとさらに増える。そして今回紹介するのが、「ドスパラ富山本郷」(とやまほんごう)店だ。
ドスパラ富山本郷店は、富山県富山市中心部から国道41号線を南に5kmほど下った場所にある。最寄りの駅は富山地方鉄道 不二越・上滝線の南富山駅となるが、そこから徒歩で約19分かかる。バスであれば山室中学校前が一番近いものの、そこからも歩いて10分ほどかかる。このため実際に訪れるのであれば車で向かうことになるだろう。
ドスパラ富山本郷店のオープン日となる4月23日、および4月24日は、富山駅北口からドスパラ富山本郷店までの無料送迎バスが運行されているので、そちらを活用したいところだ。駐車場は、同じ敷地内にある他店舗と共有で28台のスペースが用意されている。
オープン初日の23日には、11時の開店前から30〜40人ほどの行列ができた。このため開店を早めて、10時半からのオープンとなった
ドスパラ富山本郷店は床面積が323平方mの1階建てで、これまで紹介してきた店舗の中でいうと中堅クラスとなる。ただしアイテムは約1600点と取り扱い量は多く、実機の展示と共に体験コーナーも用意されている。ゲーム配信コーナーはもちろん、キーボードやマウス、ヘッドフォンなども数多く配置される。
富山本郷店だけのユニークな取り組みとしては、「デバイス体験ブース」が挙げられる。これはあらかじめ用意されているキーボードやマウス、ヘッドセットやマウスパッドなどはもちろん、店内にあるデバイスを実際にブース内にあるPCに接続して、使い勝手を確かめられるというものだ。
お店のコンセプトとなる「PCゲームや創作活動の楽しさを加速させる“ワクワク”」を体現するコーナーでもある。特にショップのキーワードは「見る/触る/試す/シェアする」とあるだけに、店内での写真撮影やシェアもOKだという。
入口に立つと、目に飛び込んでくる「キャンプ×ノートパソコン」コーナーも特徴的だ。屋外のキャンプでポータブル電源を活用し、ノートPCやスマホを動作させ、スマホのテザリングでゲームを楽しむというのを形にしたもの。
以前は和食レストランだったという店舗の外観が何となくアウトドア用品店っぽかったのだが、それとは関係ないとのことで、お店のコンセプトを表している展示の1つであり、店長の趣味が反映されているのかもしれない。
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