スター・ウォーズの日にSeagateからまさかの「Grogu Drive」が爆誕!ポータブルストレージの道(1/2 ページ)

» 2022年05月04日 13時00分 公開
[今藤弘一ITmedia]
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 5月4日に「今日は何の日?」と聞かれたら、多くは祝日の「みどりの日」と答えるだろう。中には「競艇の日」や「ラムネの日」だという人がいるかもしれない。

 しかし、映画ファンであれば「スター・ウォーズの日!」と即答したいところだ。なぜスター・ウォーズの日なのかは、ファンであればご存じだろうが、かのジェダイの言葉である「フォースと共にあれ(フォースと共にあらんことを)」だ。英語では「May the Force be with you」となる。そこから「May」が5月、「Force」は「4th」なので4日となり、「May the 4th be with you」。つまり、語呂合わせを含めて5月4日はスター・ウォーズの日となり、今では世界的にさまざまなイベントが開催される。

グローグーをあしらった2TBの外付けHDDが登場

 このスター・ウォーズの日に合わせて、日本シーゲイトの「Star Wars Beskar Ingot Drives」シリーズのラインアップに新たなモデルが追加され、順次予約が始まる見込みだ。

GROGU DRIVE Grogu Driveのパッケージ。公式ライセンス製品だけに、おなじみのロゴがプリントされている

 日本で発売されるのは、ジェダイ・マスターでおなじみのヨーダと同じ種族である「グローグー」があしらわれたポータブルHDD「Grogu Drive」となる。容量は2TBあり、FireCuda外付けHDD(初期状態はexFATでフォーマットされている)として認識される。

 対応デバイスはPCやMacを始めとして、PlayStationやXboxシリーズにも対応しており、さまざまなデバイスで使えるようになっている。USBのバスパワーで動作し、USB 3.2 Gen 1接続をサポートするので、高速なデータ転送が可能だ。

 さらに同社製ドライブらしく、万が一の故障が起きたときにも使える3年間の製品保証と、3年間のデータ復旧サービス(Rescue Data Recovery Services)が付属している。このデータ復旧サービスは、保証期間の3年間、1回に限りHDDの故障時のデータ復旧サービスが無償で提供される。

 これだけ便利で使えるポータブルHDDでありながら、価格も税込みで1万1980円とリーズナブルにまとまっている。文書ファイルや写真データの他にも、ゲームデータを保存して使うのもよいだろう。

GROGU DRIVE 付属のケーブル類。USB 3.2 Type-A→USB 3.2 Gen 1 micro B変換ケーブルが用意される
GROGU DRIVE 白地のステッカーが2枚付属する

 今回使われている「グローグー」は、シリーズ初の実写ドラマとなる「マンダロリアン」(The Mandalorian)に登場するキャラクターだ。ジェダイの騎士として有名なヨーダと同じ種族の子供だが、年齢は50歳。賞金稼ぎのマンダロリアンである“マンドー”ディン・ジャリンとともに宇宙を旅しているという設定だ。

GROGU DRIVE ドライブにはグローグーのイラストがあしらわれている
GROGU DRIVE 裏面にはグローグーのシルエットがある
GROGU DRIVE 天面部分に唯一の接続端子がある。USB Type-C端子でないのが残念だ
GROGU DRIVE 底面部分にはグローグーとSeagateの文字がある

 実は今回この原稿を書くためにマンダロリアンを見たのだが、いやー面白かった! 映画と同じ程度の予算が使われているのではと思うほどの充実ぶりで、しっかりとスター・ウォーズの世界が描かれていた。日本ではDisney+(月額990円)に加入すれば見ることができる。重厚なドラマは必見で、同シリーズのファンであれば、ぜひ見ることをお勧めする。

 グローグーは、ドラマ序盤ではそんなに動くことがないので特に印象が強く残らなかったのだが、ストーリーが進むに従っていろいろな表情を見せていくのがいい。操縦席にあるレバーのグリップを気に入って、マンドーの隙をうかがって盗んでみたり。あるいは一緒に旅をするカエル族のタマゴをこっそり食べてみたり。もちろんマンドーからは怒られるのだけが、そんなありさまがだんだんとかわいくなってくる。

 海外では、マンダロリアンでは重要なアイテムである「ベスカー鋼」をデザインしたドライブ(M.2 SSDや内蔵タイプの2.5インチHDD)も用意されていたが、今回の発表を機に国内でも展開されるようになった。また、グローグーに加え「The Mandalorian Drive」と「Boba Fett Drive」(いずれも容量は2TB)も投入されるが、日本国内では「Grogu Drive」のみの取り扱いとなる。

GROGU DRIVE 同時に公開された「The Mandalorian Drive」(左)と「Boba Fett Drive」(右)だが、日本国内では販売されないのが残念だ

ボディーにはRGBライティングも用意 ユーティリティーで制御可能

 グローグーを大きくあしらったボディーには、周囲にRGBライティングユニットが用意されていて、さまざまに光らせることができる。HDDをPCに初めてつなぐとブルーのライトが点灯するだけだが、HDD内に用意されたRazerのユーティリティーである「Razer Synapse」を導入することによって、RGBライティングが楽しめるようになる。

GROGU DRIVE PCなどのデバイスに接続すると、HDDの下側が青く光る
GROGU DRIVE ユーティリティーの導入は、HDD内にあらかじめ用意された「Start_Here_Win.exe」をクリックしてTookitをインストールする
GROGU DRIVE Toolkit経由でRazer Synapseを導入できる
GROGU DRIVE Razer Synapseで光り方などを細かく設定可能だ
GROGU DRIVE このようにゲーミングデバイスのように光らせることもできる
GROGU DRIVE ファイルのバックアップなども設定可能だ

 ユーティリティーのToolkitでは、ファイルをバックアップしたり復元したり、データのミラーリングを設定したりすることが可能なので、本HDDを利用する際はぜひ活用したいところだ。

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