米Microsoftは6月13日(現地時間)、「Windows 11 Insider Preview Build 22621」をDevチャネルで公開した。本ビルドでは、ファイルエクスプローラーにタブが追加された他、左側ナビゲーションのレイアウトも更新されている。
ファイルエクスプローラーのタイトルバーにタブが追加されたことで、複数のフォルダーを開きたい場合などに、エクスプローラーを複数起動する必要がなくなっている。
また、左側ナビゲーションペインも更新されており、固定された頻繁に利用するフォルダー(クイックアクセス)や、Windowsに追加されたOneDriveなどに簡単にアクセスできるようになる。さらに、デフォルトの「PC」フォルダーの下には既知のWindowsフォルダー(ドキュメントやピクチャーなど)は表示されなくなり、ドライブに焦点を当てた表示になるとのことだ。
この他、OneDriveと同期しているフォルダーに移動すると、アドレスバーに正しいパスが表示され、フォルダーがクラウド上にある場合とローカルにある場合が明確になるとしている。
なお、この新しいエクスプローラーは、フィードバックを監視しながらどのようにリリースするかを確認しているため、BetaチャネルのInsiderであっても全ての人が利用できるわけではないとのことだ。
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