アドビは6月14日(米国太平洋夏時間)、サブスクリプションサービス「Adobe Creative Cloud(Adobe CC)」のメジャーアップデートを発表した。今回はフォト製品(Photoshop、Lightroom)に関する機能改善がメインで、一部を除く新機能は同日から利用可能だ。
静止画のレタッチツール「Photoshop」のデスクトップ(Windows/macOS)版では、主に以下の機能改善/追加が行われる。
また、後日実装となるが、機械学習ベースのAI(人工知能)を活用した「ニューラルフィルター」には、新たなフィルター「写真を復元(Photo Restoration)」が追加される。写真にあるシワや破れを自動的に検出し、できる限り復元できるというものだ。
現在βプログラムとして提供中のWeb版Photoshopには、以下の新機能が追加される。動作パフォーマンスやUX(ユーザー体験)も改善しているという。
写真の管理/現像ツール「Adobe Lightroom」「Adobe Lightroom Classic」では、主に以下の機能改善/追加が行われる。
もっと気軽にコンテンツ作成を――アドビが「Creative Cloud Express」を投入 モバイル+Web対応で無料プランもあり
「Adobe Creative Cloud Web」の招待制βがスタート Webブラウザ版「Photoshop」「Illustrator」も登場
「Adobe Creative Cloud」が2021年版に AI機能やコラボレーション機能を強化 ヘルプ機能も充実
「Adobe Creative Cloud」が2020年版に クラウド対応を強化 機能追加やパフォーマンス改善も実施
Adobe、「Creative Cloud」のアップデートを実施Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.