オープンソースプロジェクト「Ploopy(プルーピー)」が、トラックボールやマウスの自作に必要な回路図、ケースの3Dデータやファームウェアなど一式を「GitHub」を通して公開している。必要な部品がそろった自作キットや組み立て済み製品も公式サイトで販売中だ。
自作キーボードが1つの“自作”ジャンルとして認知されてきた昨今だが、Ploopyはトラックボールやマウスも“自作”してしまおうというプロジェクトだ。公式Webサイトでは、必要なパーツが一式そろっていて、自分ではんだ付けなどを行って組み立てる「自作キット」の他、完成済み製品も販売されている。
6月27日(日本時間)時点におけるラインアップは、人差し指でボールを操作する「Classic Trackball」、小型サイズの「Mini Trackball」、ボールだけでボタンがない「Nano Trackball」、親指でボールを操作する「Thumb Trackball」、8つのボタンを搭載する「Mouse」の5種類となる。公式サイトで販売されているものは、ケースのカラーを選べ、「左利き用」を指定することも可能だ。
全てのパーツはオープンソースとなっており、ファームウェアは「GPLv3」、ハードウェアは「OHL CERN v1.2」のライセンスでそれぞれリリースされている。
6月27日時点のラインアップは5種類。1から自作したい場合はGithubから必要な情報を得られる。「そこまでするのは……」という人には、必要なパーツがそろっている組み立てキットや完成品も用意されている
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