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» 2020年03月10日 12時25分 公開

Tsukuba Mini Maker Faire 2020レポート:つくば初の「Tsukuba Mini Maker Faire 2020」開催、自作キーボードの展示やマイコンボードの販売も (1/6)

2020年2月に、つくば市で初めて開催された「Tsukuba Mini Maker Faire 2020」。その模様を教育IT関連の視点で紹介しよう。

[石井英男,ITmedia]

 2020年2月15日〜16日、茨城県つくば市の「つくばカピオ」で「Tsukuba Mini Maker Faire 2020」(以下TMMF)が開催された。Maker Faireとは、ものづくりを趣味とするMakerのためのお祭りであり、オライリー・ジャパンが主催している。

TMMF 2020 Tsukuba Mini Maker Faire 2020の会場となったつくばカピオ

つくば市で初開催となる「Tsukuba Mini Maker Faire 2020」

 Maker Faireの前身として、Make: Tokyo Meetingというイベントが2008年から開催されていたが、2012年からMaker Faire Tokyoと名前を変え、年1回開催されてきた。その派生イベントとして、岐阜県大垣市でのOgaki Mini Maker Faireや、京都でのMaker Faire Kyoto、宮城県仙台市でのSendai Micro Maker Faireなどが開催されてきた。今回のTMMFは、つくば市で初めて開催されるMakerイベントだが、150組を超える出展者が集まり、多くの参加者でにぎわっていた。

TMMF 2020 つくばでMini Maker Faireが開催されるのは、今回が初となる

 つくば市は科学の街、ロボットの街という側面もあり、科学やものづくりに興味を持つ子ども達による出展も多かった。会場のつくばカピオでは、1階〜4階まで多くの出展者と訪問者でにぎわっていたが、ここではTMMFに展示されていたものの中から、子ども関連の出展と、筆者が特に興味を持ったものを紹介したい。

TMMF 2020 Tsukuba Mini Maker Faireの会場の様子。筆者が訪れたのは2日目(2月16日)の日曜日であったが、適度な混み具合であった

全国中学生ロボコンの参加機体の展示やロボコン大会が行われる

 TMMFでは、全国の中学生を対象とした「創造アイデアロボットコンテスト」に参加している茨城県の中学生によるブースがあり、実際に大会に参加したロボットの機体の展示が行われていた。

 創造アイデアロボットコンテストは、日本中学技術家庭科研究会の主催するロボット競技(ロボコン)の1つで、基礎部門、活用部門、応用部門の3つの部門がある。1Fのブースでは、つくば市やつくばみらい市から参加したチームのロボットが展示されていた他、2Fでは基礎部門、活用部門、応用部門のそれぞれの競技に使われるフィールドが設置され、16日には大会も開かれた。学生によるロボコンといえば高専ロボコンが有名だが、中学生ロボコンの参加者も3D CADを活用して機体を設計するなど、技術的にも素晴らしいものだった。

TMMF 2020 全国の中学生を対象とした「ロボコン」、創造アイデアロボットコンテストに参加している中学生ロボコン茨城のブース
TMMF 2020 応用部門で全国2位を獲得したロボット
TMMF 2020 こちらは活用部門に出場したロボット
TMMF 2020 ロボットの設計には、Fusion 360などの3D CADが使われている
TMMF 2020 2Fには、競技に使われるフィールドが置かれていた。こちらは、2019年度活用部門のフィールド6
TMMF 2020 2Fでは、実際に各中学校チームによる競技が行われた。こちらは2019年度応用部門のフィールド。応用部門のテーマは「復興への願い2」で、各チームが復旧ロボットとメッセージロボットの2台のロボットを製作して競技をする

自作キーボードマニアの集団展示にも注目が集まる

 最近、自作キーボードが熱いという話はよく聞くのだが、TMMFでも自作キーボードの愛好家団体「Self-made keyboards in Japan and World」が出展し、さまざまな自作キーボードが展示されていた。

 中でも特に興味深かったのが「キースイッチ見本帳」だ。このキーボードには、全て違うスイッチが使われており、キーを押すとそのスイッチの画像と名称が画面に表示される仕組みだ。その他、左右分離型のキーボードや、キーの数を減らした60%キーボードなど、さまざまな自作キーボードが展示されており、注目を集めていた。

TMMF 2020 Self-made keyboards in Japan and Worldのブースに展示されていた「キースイッチ見本帳」。手前のキーボードは全て違うスイッチが使われており、キーを押すとそのスイッチの画像と名称が画面に表示される
TMMF 2020 左右分離型の自作キーボード「Dacty! ManuForm」。キートップも自分たちで作っている
TMMF 2020 メンバーが製作した60%キーボード「Sugi6x」
TMMF 2020 メンバーが製作した左右分離型キーボード「Arabica3/7」

 続いて、ロボコンやキーボード以外の出展も見ていこう。

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