続いては、マイコンボードを使った展示ブースを見ていく。
Kishima Craft Worksのブースで展示販売されていた「Family mruby」は、気軽にmrubyでのプログラミングを学習できる小型マイコンボードだ。ESP32を搭載したマイコンボードにmrubyを移植したもので、VGA出力やPS/2キーボード端子などを備えているため、キーボードやディスプレイを接続するだけで、mrubyでのプログラミングを行える。Raspberry Piのmruby専用版みたいなイメージだ。mrubyで書かれたテトリスを動かすデモも実施され、注目を集めてみた。
ネフロックのブースでは、スイカを模したドーナツ型のArduino互換ボード「Suika Board」の展示や販売をしていた。このSuica Boardは、ビール瓶にはめて使うように設計されていることが面白い。
Suika Boardには、3軸加速度センサーや17個のLED、スピーカーが搭載されており、ビールを飲むために瓶を傾けると、Suika Boardの加速度センサーが反応し、LEDが点灯したり、音が鳴ったりする。パーティーを盛り上げるグッズの1つとして開発されたものだという。
TechnoAlta & RealizePlusは、プロジェクションマッピングと電飾武器を連動させることで、斬撃や必殺技などのエフェクトを出し、アニメやコミックのヒーローになれる体験展示を実施していた。
ブースには「Fate/Zero」に出てくるエクスカリバーをイメージした剣や黒い木刀が展示され、実際に木刀やエクスカリバーを振る体験ができた。剣の先端の軌跡を検出し、その軌跡に合わせてエフェクトがプロジェクションマッピングで表示される仕組みだ。特定の動作を行うことで、必殺技を出すこともできる。
会場では、非常に興味深い展示も見られた。
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