TMMFでは、Maker Faireらしい興味深いさまざまな展示やデモが見られたが、その中から特に筆者が興味を持ったものを取り上げよう。
蕪木孝氏が製作した「全自動ルービックキューブ」は、その名の通り、全自動でパズルを解いて6面を完成させるルービックキューブだ。磁石が入った板の上にうまく置くことで、空中に浮きあがり、自動的にキューブが回転してパズルが解かれていく。
3階の同人ハードウェアコーナーでは、埋め込み用の超小型ArduinoUno互換機「BARONDUINO(R2)」や、スマホからモーターやサーボモーターを制御するための「bCore3β」、7×5の極小ドットマトリクスLEDを搭載したArduinoUno互換機「NEODUINO」の展示、会場特別価格での販売をVagabond Worksが行っていた。
ZOB Clubは、1971年に登場した世界初のマイクロプロセッサ「Intel 4004」を始めとする貴重なマイクロプロセッサを展示していた。セラミックパッケージのIntel 4004は、Intel社内にもほとんど残っていないという貴重なものだが、ZOB Clubは現在、Intel 4004を実際に動作させるべく開発を進めているそうだ。
create_clock氏の前骨格ロボットは、二人羽織の要領で動かすものだが、透明で中が見える骸骨型ということで、注目を集めていた。新たにじゃんけん機能が加わったそうで、会場を練り歩きながら、子ども達とハイタッチをしたり、じゃんけんをしたりしていた。
TICTAC-LABのブースでは、恐竜型ロボット「ワガラサウルス」のデモが行われていた。ワガラサウルスは、和紙を使った美しい外観のロボットで、さまざまな芸を行うことができる。
より大がかりなデモも見られた。
レノボとNTTコミュニケーションズがなぜ? 「GIGAスクールパック」の背景に迫る
日本マイクロソフト、GIGAスクール構想に対応した教育機関向けライセンス「Microsoft 365 Education GIGA Promo」を4月初旬から提供
マイクラ好きの息子も太鼓判! 子どもが初めて使うPC「LAVIE First Mobile」の実力を試す
“親の意識”が重要――インテルが地方のショッピングモールで「親子プログラミング体験イベント」をやる理由
Maker Faire Tokyo 2015で発想のままに好き放題工作したらこうなってしまったCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.