Microsoftは7月5日(現地時間)、「Windows 11 Insider Preview Build 22621.290」および「Build 22622.290」をBetaチャネルで公開した。この2つのビルドは基本的には同じものだが、Build 22622.290は新機能が有効、Build 22621.290は新機能が無効になっているという違いがある。
同社によると、Insiderの大部分には新機能が有効になっているBuild 22622.290が配信される。2つに分けているのは、新機能が信頼性の問題を引き起こしているかどうかを確認しやすくするためとしている。
なお、Build 22621.290を受け取ったInsiderも、別途「Enablement Package」をインストールすれば新機能を利用できる。同様のアプローチは2019年のWindows 10 19H2でも行われていた。
新機能としては、「Suggested Actions」とアカウント画面でOneDriveサブスクリプションを管理できる機能が追加されている。どちらもDevチャネルで追加されていたものだ。
ただし、テキスト選択したときに内容に応じてカレンダーのイベントを作成したり、電話をかけたりするなどのアクションを提案してくれるSuggested Actionsは、米国、カナダ、メキシコでのみ利用できる。
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