Intelは8月8日(米国太平洋夏時間)、プロフェッショナル向けGPU「Intel Arc Pro Aシリーズ」を発表した。搭載するノートPC/モバイルワークステーションやグラフィックスカードは、2022年後半から順次パートナー企業を通して発売される予定だ。
Intel Arc Pro Aシリーズは、建築/工学/建設分野やデザイン/製造分野での利用を想定したGPUで、ハードウェアベースのレイ・トレーシング(RT)機能、機械学習機能やハードウェアベースのAV1エンコーダーを搭載している。中でも、ハードウェアベースのAV1エンコーダーを搭載するGPUは業界初だという。
先行して発表されたコンシューマー向けの「Intel Arc Aシリーズ」と同様に、Intel製CPUと連携して動作する機能を備えている。具体的には、機械学習の処理速度を高速化する「Hyper Compute」、CPUとGPUに供給する電力を動的に変更する「Dynamic Power Share」や動画のエンコード速度を高速化する「Hyper Encode」を利用できる。
ノートPC/モバイルワークステーション向けには「Intel Arc Pro A30M Graphics」の1製品が投入される。主なスペックは以下の通りだ。
デスクトップPC/デスクトップワークステーション向けには、1スロットサイズのグラフィックスカード「Intel Arc Pro A40 Graphics」と2スロットサイズのグラフィックスカード「Intel Arc Pro A50 Graphics」の2製品が投入される。主なスペックは以下の通りだ。
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