1年前のこの時期は、新型コロナウイルスの急速な感染拡大により客足が鈍ったが、2022年8月12日の秋葉原は以前の水準に近い賑わいがみられた。PCパーツショップからも「警戒心がなくなっているわけでないと思いますが、2021年のような緊張感はないですね」というコメントが聞かれた。
そのような中で人気のパーツを各ショップに尋ねると、目立っているのは先週に引き続きグラフィックスカードとの回答が多かった。とりわけ、GeFroce RTX 3060からRTX 3070 Tiまでのカードの人気が目立っているという。
パソコンSHOPアークは「RTX 3060カードなら5万円前後(税込み、以下同様)から、RTX 3070 Tiカードでも8万円前後から選べますからね。少し前の高止まりしていた時期と比べると、本当にうれしい状況です」と語る。
TSUKUMO eX.も「スポットで入ってくる新製品が特価級の値段だったりして、なかなか見逃せない状況になっています」と話していた。
例えば、同店には今週に入ってELSAのRTX 3060搭載カード「GeForce RTX 3060 S.A.C LHR」がパッケージの装飾がない黒箱で入荷し、5万2800円の値で売られている。「売価を見て驚きました。黒箱ですが代理店2年保証もある通常のラインアップです。ELSAでこの価格はなかなかですね」(同店)
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